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2019/10/10更新

稼げる人稼げない人の習慣 (日経ビジネス人文庫)

133分

1P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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相手の期待を「少しだけ」上回る

仕事には、力の「入れどころ」と「抜きどころ」がある。稼げる人は、最初に納期・品質・用途など、相手の期待値を確認する。相手が求めていることは、必ずしも完璧ではなく、速さかもしれないので、自分で判断することは危険である。
一旦やり直しになれば、仕事で使った工程数が無駄になるだけではなく、本来違う仕事をやる予定だった時間も奪われる。さらに依頼者からは「仕事ができない奴だ」と、マイナス評価をされてしまう。

依頼者や相手の期待を「自分で思い込む」前に確認すれば、無駄な手戻りはなくなる。大事なことは、相手の期待値を確認した上で、ちょっとだけ上回ることである。

少し頑張ればできるレベルの仕事を依頼し、人を動かす

稼げる人は、相手の仕事の混み具合と能力を勘案して、「ちょっと頑張ればできそう」というレベルで仕事を依頼する。そして、その仕事を評価する時は、期待値通りであれば「よくやった」。多少ダメでも「頑張った」と認めてあげる。人は相手が期待に応えてくれるたびに、期待値を無制限に広げるもの。稼げる人は必要以上に期待値を上げない。そして、期待以上の結果を出してくれれば「感謝」することで、人をうまく動かす。

必ず期日を守る

稼げる人は「期日を切り、期日を守る」という、当たり前のことを徹底している。大事なことは、期日に間に合わせるために「何ができないか」「どうすれば間に合うか」を考えて折り合いをつけることである。自分の力量を正しく把握しないと、これはできない。仕事を一定量で区切り、そこまでにどれくらいの時間がかかったのかを計れば、自分の力量がわかる。そうすれば納期に間に合わす方法が自ずと見えてくる。

「捨てる基準」をつくる

稼げる人は、価値を生まない時間が嫌いである。「探しもの」をなくせば、その時間は確実に「価値を生む」仕事ができる。稼げる人は「捨てる基準」を持っている。データや資料、メールはその場で判断してどんどん捨ててしまうようにする。

持ち味を活かす

稼げる人は。自分が一番活躍できる土俵を知っている。その土俵で確実に勝つことで信頼を高める。「あの領域の仕事なら、必ず結果を出してくれる」という噂を周りに広めていく。安心感・信頼感を周りに与えられれば、チャンスが舞い込む確率が上がる。

勝てる土俵を知るには客観的に自分を見つけ、自分の「持ち味」を知る必要がある。稼げる人になるために本当に大事なのは、最初に自分の「持ち味」を活かした立ち位置をとることである。自分の持ち味を見つけるには、まず他人の声を聞くことである。

・今の仕事で上司、先輩、同僚から普段お願いされていることは何か
・家族や親友からお願いされることは何か