世界最大規模のダンスイベントを主催する著者が、他人の目を気にせずに、自分のやりたいことのために動き出すことの大切さを説く一冊。
■「こうならなければいけない」という考えを捨てる
「夢がある人はいいよね」と思うのであれば、それは考えすぎである。シンプルで単純な人ほど、夢を持っている。考えすぎてしまうのは、夢というものを、他人が決めた定型的な形に当てはめすぎているから。「仕事として儲かっていないといけない」「称賛されなきゃいけない」「夢が叶う=成功することだ」と考えてしまう。
これらは全部、ただ世の中で一般的に言われている「夢が叶った形」にすぎない。それに自分を当てはめるのは、「人の目を気にしているから」である。
夢や目標が先なのではなく、あくまで自分の「好き」が先。それを間違ってしまうから、いつまでも夢探しをする結果になる。「こうならなければいけない」という形に執着すると、行き詰まってしまう。
誰も君のことなんて気にしていない。だから周りの目なんか気にせず、もっと自分のやりたいことを優先すること。
著者 神田勘太朗
1979年生まれ。アノマリー代表取締役 カリスマカンタロー。 2004年、アノマリーを設立。「日本一のイベントをつくり、そこで踊れば有名になれる」と考え、ダンサーとして活動しつつ、ダンスイベントをつくり始める。現在、そのダンスイベント「DANCEALIVE HERO'S」は、両国国技館を埋め尽くす日本一のダンスイベントへ成長している。 近年は、ダンスを中心とした日本のストリートダンスコンテンツを海外に広く発信するために、主催の「DANCE ALIVEシリーズ」を世界中で開催することを目指している。
帯 演出家 テリー伊藤 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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Prologue ― 他人の目を気にして、自分の人生を生きていない……そんなすべての人へ | p.6 | 3分 | |
Chapter1 他人の目が気になるのは、ダメなことなのか? | p.21 | 19分 | |
Chapter2 結局、「やりたいことをやったほうがいい」という結論 | p.63 | 18分 | |
Chapter3 君だけの山の頂上を目指そう | p.103 | 20分 | |
Chapter4 人生を決める「20年計画」 | p.147 | 16分 | |
Chapter5 僕たちはビッグマウスでいい | p.183 | 17分 | |
Last Chapter 終わりの瞬間を意識して生きろ | p.221 | 6分 | |
Epilogue ― 誰も君のことなんて気にしていない、だから時間は君のために使う | p.234 | 2分 |
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