テクノロジーの発展を「インターフェース」という点から解説し、最近のテクノロジーの動向を紹介している一冊。
■インターフェースに注目せよ
目まぐるしく変わる社会で、未来を見通して生き抜くためには、AIやビッグデータなど日々現れるテクノロジーのトレンドを追うだけでは十分ではない。必要なのは「インターフェース」に注目することだ。特にテクノロジー分野でのインターフェースとは、人と人や、人とコンピュータ、コンピュータとコンピュータの境界を示す。人とコンピュータの境界には、キーボードやマウス、ディスプレイやタッチパネルがあり、人はこれらのインターフェースを通して、情報を受け取っている。これらのインターフェースの普及なしにコンピュータテクノロジーの発展はなかった。
インターフェースが発展すると、人とコンピュータとの間で行き交いする情報量が増える。そのため、人はそれ以前に比べてテクノロジーの力を最適に使えるようになる。それだけでなく、テクノロジー自体も強化されていく。
インターフェースを知れば未来がわかる。
著者 玉城 絵美
1984年生まれ。H2L, Inc. 創業者 早稲田大学創造理工学研究科 准教授 コンピュータとヒトの間で身体感覚を伝達するHCI(Human-Computer Interaction)研究とその普及を目指している。
帯 筑波大学 学長補佐 落合 陽一 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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まえがき | p.3 | 1分 | |
CHAPTER1 インタフェースを知れば未来がわかる | p.13 | 22分 | |
CHAPTER2 テクノロジーによって変わる人の身体感覚 | p.59 | 12分 | |
CHAPTER3 テクノロジーによって変わる生活 | p.85 | 15分 | |
CHAPTER4 テクノロジーによって変わる社会 | p.117 | 16分 | |
CHAPTER5 テクノロジーが実現する未来を迎えるために | p.151 | 9分 | |
CHAPTER6 インタフェースの広がりと課題 | p.171 | 10分 | |
あとがき | p.193 | 2分 |