セルフブランディング起業術
セルフブランディング起業を行うにあたっては、5つの力を身につけることが必要になる。
①実現力
まずは現在の自分の立ち位置と目的地をしっかり見定める。進む方向さえわかれば迷いがなくなり、諦めることがなくなり、モチベーションが高いまま行動が継続できるので、願いが実現しやすくなる。
まずは自分の理想とする世界の「雰囲気」をイメージする。自分が好きな映画や雑誌、お店の雰囲気などを思い浮かべ、「自分だけのストーリー」の舞台設定をする。そして、自分のストーリーと近いな、と感じるロールモデルを探してみる。
②表現力
お客様への贈り物としてビジネスをつくるための材料を集める。方法としては「あなたのリソースの発掘」と「ライバル研究」の2つ。
幅広く自身が「できること」をリストアップする。
1.プロとしてできること(強み)
2.アマチュアとして好きでたまらないこと(強み)
3.過去によく褒められたこと(才能)
4.販促ツール
起業家としてデビューする時、50人の応援者をつくることを目標とする。50人いない場合は、まだビジネスを始めるには早い。そして、自分の力で友達やフォロワーを1000人に増やす。
ライバル研究では、同業界で2社、異業界で2社以上を研究する。HPやブログ、SNSを読み込んでリサーチする。
③コミュニティ力
コミュニティ化を意識して、SNSで友達やフォロワーと関係を作っていく。そのために必要なものが「コンセプト」「コンセプトに共感する理想のお客様(ペルソナ)」「世界観のある発信」の3つ。
発信するのは、独自性のある専門家としての「専門家投稿」と「人柄投稿」。自分の専門家としての価値を高める内容であることが重要である。1日に各1つずつ、合わせて2投稿する。売れる起業家になるには「お客様のお悩み解決」や「願望を叶えるヒント」を投稿するのがおすすめ。
④商品企画力
世界でただ1つの「本命商品」を企画書にする。そして、ビジネスの看板に興味を持ったお客様が一歩踏み出しやすいように用意するのが「フロントエンド商品」である。その商品として体験会を開くのがおすすめ。
⑤販売力
商品の単価は「好きなことでしっかり稼ぐ私」になりたいなら、基本的に20〜25万円の商品をつくり、毎月4〜5人に販売して月照100万円を目指す。25万円というのは1回のレッスンやセッションの料金ではない。お客様が持っている根本的な問題を解決したり、理想の姿になるという「成果」への投資である。期間としては3ヶ月程度がおすすめ。