優れたチームは、ポジティブなカルチャーを持っている。ポジティブであることが高い目標を達成するために重要なことであることを説き、ポジティブなチームをつくるための方法を紹介しています。
■ポジティブの力
成功するにはチームが不可欠だ。誰かと一緒なら偉大なことを成し遂げられる。ポジティブなチームは、ビジョン、目的、情熱、楽観、やり抜く力、優秀さ、コミュニケーション、つながり、愛、他者への配慮を持ち合わせた集団で、素晴らしいことを成し遂げたり、卓越したものを生み出したりしようと全員が積極的に動く。
ポジティブとは、バラ色の色眼鏡を通して世界を見るといった極端な楽観主義を指すのではない。本物の楽観主義、本物のビジョン、本物の目的、本物の結束で、偉大なチームを偉大にするものだ。ポジティブなチームは、決して平坦ではない現実を受け止め、互いに協力して困難を乗り越えていく。
ポジティブなチームは、偶然の産物ではない。ポジティブなカルチャーをつくるために、チームのメンバーが時間とエネルギーを投資して初めて誕生するものだ。
ポジティブなチームは、大きな目的のもと、共通のビジョンに向かって力を合わせ、信念に基づいて楽観的に働き、チームや組織を破壊しかねないネガティブさを克服し、逆境を乗り越え、前進を続けることができる。メンバーは互いにコミュニケーションを取り、つながり、やるべきことを果たし、励まし合う。人間関係を築き、信頼を深めることで、チームとしてさらに強くなっていく。
著者 ジョン・ゴードン
作家、講演家、起業家 アメリカNo.1のカリスマトレーナーとして、テレビや新聞、雑誌などで活躍。提唱している原則はフォーチュン500企業の数多くで実践されている。
帯 フォード元CEO アラン・ムラーリー |
帯2 ペンシルバニア大学ウォートン校教授 アダム・グラント |
帯3 ロサンゼルス・ドジャース監督 デーブ・ロバーツ |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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序 章 誰もひとりでは成長できない | p.9 | 2分 | |
第1章 ポジティブの力 | p.13 | 4分 | |
第2章 ポジティブチームが生み出すポジティブカルチャー | p.21 | 9分 | |
第3章 ビジョンを共有しさらなる高みへ力を合わせる | p.37 | 13分 | |
第4章 楽観、ポジティブ、信念の下で一丸になる | p.61 | 16分 | |
第5章 ネガティブを変容し、できなければ取り除く | p.91 | 10分 | |
第6章 コミュニケーションと絆 | p.109 | 19分 | |
第7章 積極的な関わりと配慮 | p.143 | 13分 | |
第8章 さらなる高みをめざす | p.167 | 11分 | |
第9章 一緒のほうがうまくいく | p.187 | 8分 | |
付 録 真のチームとなるために/チームワークを機能させる11のヒント | p.201 | 5分 |
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