ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営するほぼ日の経営、事業のあり方を紹介している一冊。糸井重里氏へのインタビュー形式で、ほぼ日の考え方が書かれています。
■おもしろいアイデアが事業の起点
ほぼ日は、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を企画・運営するとともに、オリジナル文具や日用雑貨などを、インターネット上の「ほぼ日ストア」で販売している。「ほぼ日ストア」には、独自性豊かな様々な商品が並んでいるが、中でも2001年に発売された「ほぼ日手帳」は年間80万冊近くを売るヒット商品になっている。
ほぼ日では、おもしろいアイデアを生み出すことが事業の起点にある。それは、社長の糸井重里氏だけの仕事ではなく、社員それぞれの発案で決まる。しかも、つくって売る過程では、市場調査や営業活動を積極的に行うわけではない。
ほぼ日ではアイデアの質や発想を大切にしている。いいアイデアは独自性のある事業につながり、利益を生み出すという哲学が根底にあるからだ。
いい事業は、おもしろいアイデアありきで始まる。
著者 川島 蓉子
1961年生まれ。伊藤忠ファッションシステム 取締役 ifs未来研究所 所長 ジャーナリスト 1984年、伊藤忠ファッションシステム入社。ファッションという視点で消費者や市場の動向を分析し、アパレル、化粧品、流通、家電、自動車、インテリアなどの国内外の企業と、ブランド開発・デザイン開発などのプロジェクトを行う。 Gマーク審査委員、川崎市街づくり委員会委員、札幌市デザインコンペティション審査委員。 日経ビジネスオンラインや読売新聞で連載を持つ。
週刊ダイヤモンド 2018年 11/10 号 [雑誌] (変われぬ東芝 変わる日立) 三省堂書店有楽町店主任 岡崎 史子 |
日経トレンディ 2019年 1 月号 |
PRESIDENT(プレジデント)18/12/31号 (本当にいい病院は、どっち?) 東京大学大学院経済学研究科教授 柳川 範之 |
THE21 2019年 1 月号 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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まえがき | p.2 | 3分 | |
第1章 ほぼ日と事業 | p.13 | 29分 | |
第2章 ほぼ日と人 | p.87 | 21分 | |
第3章 ほぼ日と組織 | p.141 | 17分 | |
第4章 ほぼ日と上場 | p.185 | 20分 | |
第5章 ほぼ日と社長 | p.235 | 15分 |