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2018/11/22更新

Measure What Matters 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (メジャー・ホワット・マターズ)

340分

3P

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Googleを成功に導いた目標管理の方法とは

AmaonやGoogle、Twitterなどに投資をしてきた世界的なベンチャーキャピタルであるクライナーパーキンスの会長が、Googleに持ち込んだ目標管理手法「OKR」を紹介している一冊。インテルCEOのアンディ・グローブによって発明された手法の要諦を解説しています。


■OKRとは
OKRとは目標(Objectives)と主要な結果(Key Results)の頭文字を取ったものだ。企業やチーム、個人が協力して目標を設定するための手順である。

目標(O)とは「何を」達成すべきかである。目標をきちんと立てて展開すれば、曖昧な思考や業務執行を防ぐワクチンとなる。主要な結果(KR)とは、目標を「どのように」達成しつつあるかをモニタリングする基準だ。有効なKRは具体的で時間軸がはっきりしており、意欲的であると同時に現実的だ。何より重要なこととして、測定可能でなければならない。

指定された期間(通用は四半期)が来たら、KRが達成されたか否かを判断する。目標が1年以上にわたって延長されるような長期的なものであれば、その進捗に合わせてKRも見直していく。

超短要約

■OKRの特徴
①優先事項にフォーカスし、コミットする
OKRがうまく機能している組織は重要な事柄に集中する。また重要ではないことも同じように明確にする。OKRはリーダーに厳しい選択をさせる。OKRは、組織に所属する部門、チーム、個人に対して正確なコミュニケーションを行う手段となる。混乱を排し、組織が勝つために必要な優先事項への集中をもたらす。

②アラインメントと連携がチームワークを生む
OKRと言う透明性の高いシステムによって、CEO以下全員の目標がオープンに共有される。個人は自らの目標を会社の戦略と結びつけ、他部門との補完関係を理解し、連携する。トップから現場までのアラインメントによって、すべての組織に貢献する従業員が組織の成功と結びつき、仕事にやりがいが生まれる。ボトムアップのOKRは、従業員の責任感を高め、仕事へのエンゲージメントとイノベーションを促す。

③進捗をトラッキングし、責任を明確にする
OKRはデータに基づくシステムだ。それに生命を吹き込むのが、定期的な確認、客観的評価、そして継続的再評価である。いずれも主観を排し、責任を明確にすることが目的だ。主要な目標の到達が危ぶまれる事態になれば、立て直すためのアクションの作成、あるいは必要に応じて目標を修正・変更する。

④驚異的成果に向けてストレッチする
OKRは不可能に挑戦し、傑出した成果を出すことを促すシステムだ。限界に挑戦させ、失敗を許容することで、誰もが持つ創造力と野心を最大限に解き放つ。

著者 ジョン・ドーア

1951年生まれ。クライナー・パーキンス会長 1980年にクライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ(KPCB)に加わり、Amazon、Google、Twitter、ネットスケープなど数多くの世界的な成功企業に初期段階から投資。投資先が大企業へと成長を遂げるなかで、時価総額世界2位と3位の企業を生みだし、50万人以上の雇用創出にかかわってきた。 クライナー・パーキンスでの職責以外では、公教育、気候変動、世界の貧困といった問題に関心を寄せる社会起業家と共に活動しており、オバマ財団およびONEの理事を務めている。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
Google共同創業者 ラリー・ペイジ
TOPPOINT TOPPOINT

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
第1章 グーグル、OKRと出会う p.12 16分
第2章 OKRの父 p.36 16分
第3章 クラッシュ作戦 p.60 12分
第4章 OKRの威力1  優先事項にフォーカスし、コミットする p.78 10分
第5章 フォーカスする p.92 11分
第6章 コミットする p.108 8分
第7章 OKRの威力2 アライメントと連携がチームワークを生む p.120 11分
第8章 アライメント p.136 11分
第9章 連携する p.152 11分
第10章 OKRの威力3 進捗をトラッキングし、責任を明確にする p.168 12分
第11章 トラッキング p.186 7分
第12章 OKRの威力4 驚異的成果に向けてストレッチする p.196 10分
第13章 ストレッチ p.210 10分
第14章 ストレッチ p.224 16分
第15章 継続的パフォーマンス管理 p.250 12分
第16章 年次勤務評定を廃止する p.268 7分
第17章 明日はもっとおいしく焼こう p.278 15分
第18章 文化 p.300 10分
第19章 文化の変革 p.314 10分
第20章 文化の変革 p.328 11分
第21章 これからの目標 p.344 2分

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