『ビリギャル』の著者が、才能とは努力によって得られるものであると解説している一冊。「才能がある」とはどういうことなのか、教育者として様々な生徒を育ててきた観点から紹介しています。
■才能があると言われる人は、正しいやり方で努力をしている
「才能=能力」ではない。「能力」というのは、コツコツと努力を続けられれば、誰でも身につけることができる。この「能力」が高まっていくと、人より飛び出たり、尖ったりする部分が出てきて、やがてそこが「才能」として認められるようになる。
いわゆる「才能がある」と言われている人たちには共通点がある。それは、みんな努力をしていることである。すべての人は、優秀と言われる可能性を持っている。では、どこで差がつくのか。
自分に合っていない、ふさわしくない場所でいくら頑張っても、物事は身につかない。「才能がある」と言われる人たちは、その人に合った動機付けがまずあって、そこから「正しいやり方」を選んで、コツコツと努力を積み重ねている。そして、きっちりと結果を出して、その時に初めて「才能がある」という状態になる。
才能というものは、誰にでもあって、それは「正しい努力」次第で手に入るものである。
著者 坪田 信貴
坪田塾塾長 心理学を駆使した学習法により、これまでに1300人以上の子どもたちを「子別指導」、多くの生徒の偏差値を急激に上げてきた。 また、人材育成、チームビルディングの能力が多くの企業から求められ、マネージャー研修、新人研修を行うほか、現在は吉本興業の社外取締役も勤める。 テレビ、ラジオ、講演会でも活躍中。著書に映画化もされて大ベストセラーとなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』ほか多数あり。
帯 元ライブドア 代表取締役 堀江 貴文 |
帯2 芸人 西野 亮廣 |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.3 | 3分 | |
第1章 「才能」とは何か? | p.17 | 39分 | |
第2章 「能力」を「才能」へ | p.93 | 35分 | |
第3章 「才能」のマネジメント | p.161 | 54分 | |
第4章 「才能」と「成功者」、「才能」と「天才」 | p.265 | 23分 | |
おわりに | p.309 | 3分 |