今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2018/11/28更新

しくじり企業も復活する7つの大原則

137分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

アマゾン詳細ページへ

ビジネスを成功させる7つの原則

①重点化の原則:ここで勝つという場を決める
まずビジネスを展開する市場を定めるところから始める。まずはどこで勝つのかを決める。その際の選定のポイントは、まずは自社が得意な領域・分野は何か、競合があまり多くない市場はどこかを検討する。

②集中化の原則:資源を一点集中させる
市場を特定したら、そこに自社の持つ資源を集中させる。今まで分散していた資源(ヒト・モノ・カネ・時間など)をすべてここを最優先にし、集中させる。リソースの乏しい企業であれば、手を広げず、1つの市場に資源を集中させることで、そこにおける質的要素を高めることが必須となる。

③顧客ファーストの原則:何をおいても顧客視点
敵を知り、己を知り、顧客を知らなければならない。つまり、3C(自社、競合、市場)の視点がないと勝てない。たとえ競合より優れていたとしても、顧客に支持されなくては、商品は売れていかない。そのため顧客の声に耳を傾け、何が求められているのか、そのニーズにしっかり応えていかなくてはならない。

④スピード力の原則:常に早いものが勝つ
ビジネスもスピードが勝敗を決める重要なポイントになる。とにかく速さ、スピード感というものがある会社が、大抵勝っている。時代の変化に速やかに対応できたものは生き残り、タイミングを逸してしまったものは、やがて消えていく。

⑤自前主義の原則:主導権を握るものが勝つ
基本的には生産から販売までを一気通貫に行っていくのが自前主義である。やはりビジネスを展開する上では自社ですべてをコントロールできることは強みといえる。ビジネスは主導権を握ったものが有利にものごとを運ぶことができる。下請け体質では、常に発注先の条件や状況に振り回されてしまう。多少時間がかかったとしても、自社でコントロール可能な事業を構築することが大切である。

⑥情報発信力の原則:情報を制するものが市場を制する
本来、量的リソースが乏しい会社は、その量的要素を分散させず、狭い領域に集中させることで高めていくことが求められる。その量的要素とは、これまでは自社が抱える資源のみに限定されていた。しかし、近年のソーシャルメディアなどを活用したマーケティング戦略を応用すると、自社を宣伝してくれる熱烈なファンなども、この資源に加えられるという捉え方が可能となった。

⑦人財力の原則:「人」こそ最大の差別化なり
人こそが、その会社にとって最大の差別化の武器になる。どんなに優れた商品やサービスがあったとしても、どんなに素晴らしい戦略を描いたとしても、実際にそれを提供する、実践する人がいなくては話にならない。本当に伸びていく会社は、人材教育に対し、あらゆる投資を惜しまない。