大企業の若手有志が参加する団体『ONE JAPAN』が、大企業を少しずつ変化させ、そこからオープンイノベーションなどの取り組みが生まれている。
大企業にいても社内外とつながることで、価値を生み出すことができると説く一冊。
■ONE JAPANとは
大企業に勤める若手有志がつながる「ONE JAPAN」のメンバーは、活動開始から2年で、50社1200人を超えた。ONE JAPANに参加する団体には、3つのユニークネスがある。
①大企業の有志団体であること
②若手中心に活動していること
③個人ではなく団体として活動していること
ONE JAPANのメンバーは、お互いの会社で行った活動のベストプラクティスや失敗の経験を共有し合い、会社に持ち帰っている。
一人で動かない会社も、仲間や、それを応援してくれる経営層やミドルマネジメント層とつながっていけば、少しずつ変化していく。
批評家に何を言われても、社内外に仲間がいればどこまでも行ける
著者 ONE JAPAN
大企業の若手有志が参加する日本初の団体 共同発起人はパナソニック・濱松誠(兼代表)、富士ゼロックス・大川陽介、NTT東日本・山本将裕。2016年9月設立。 26社120人よりスタートし、現在50社1200人が集まる。「ONE JAPANハッカソン」、マインドフルネス瞑想ナビロボット「SHIRO-MARU」、若手中堅社員の声を集めた「働き方意識調査」、経済同友会や横須賀市との連携など、様々な方法で大企業若手発のイノベーションを創出する。 日本最大の家電・IT(情報技術)の見本市「CEATEC JAPAN2017」に出展。日本の人事部「HRアワード2017」特別賞受賞するなど、メディアや各界から最も注目を集めている。
帯 早稲田大学ビジネススクール准教授 入山 章栄 |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
PRESIDENT (プレジデント) 2019年1/14号(大予測! 2019年) 東京工芸大学教授 大島 武 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに ~一歩踏み出せば会社はもっと楽しくなる~ | p.2 | 5分 | |
第1章 社内でつながる | p.21 | 22分 | |
第2章 会社を巻き込む | p.63 | 25分 | |
第3章 イノベーションを起こす | p.111 | 17分 | |
第4章 社外でつながる <One JAPAN結成> | p.143 | 13分 | |
第5章 共有し、共創する | p.169 | 59分 | |
実例集 大企業若手 50社1200人は会社でどう動いたか | p.222 | 31分 | |
おわりに | p.282 | 2分 |