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2018/10/04更新

慶応卒の落語家が教える 「また会いたい」と思わせる気づかい

138分

2P

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落語の修業で学んだ気づかいの極意

落語家になるためには、気づかいを学ぶ前座修業が必要となる。長年の前座修業を積んできた著者が、気づかいの重要性と身につけ方について紹介している一冊。


■落語家は気づかいの修業をする
落語家の大多数は寄席などの活動が基本。ダイレクトにお客様と接するのが、落語家の基本姿勢である。そのため、センスだけでなく、それ以上にテクニックが必要となる。まずは師匠や兄弟子に対する楽屋作法など、先輩方への「気づかい」というテクニックを前座修業によって、身につけなければならない。

人は「気」で動く。見えない「気」をうまく差配し、操る「気づかい」を第一に問われるのが前座修業である。コツは「気づかいのリターンエース」というイメージ。相手が想定する以上の快適な気づかいを、常に心がける姿勢を貫いていくと、それらが積み重なり、必ず状況は好転する。他者の目線に寄り添ってみる神経こそが、気づかいの最たるものである。

超短要約

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚と、人間の感覚は、基本「受信する機能」がメインである。人間の存在自体が受信者として設定されているからこそ、受信者の目線に合わせての対応力が肝心である。そのための具体的な差配として、気づかいが大切である。

著者 立川 談慶

1965年生まれ。落語家 大学卒業後、ワコールに入社。3年間のサラリーマン体験を経て、1991年に立川談志18番目の弟子として入門。 前座名は「立川ワコール」。2000年に二つ目昇進を機に、立川談志師匠に「立川談慶」と命名される。2005年、真打昇進。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
東日本国際大学特任教授 中野 信子

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
まえがき p.1 2分
第1章 昇進を先に越された理由は「気づかい」だった p.15 22分
第2章 究極の気づかいは「目」から始まる p.59 20分
第3章 まわりから好かれている「気づかい屋」の習慣 p.99 19分
第4章 売れっ子の芸人が営業先で心がけていること p.137 20分
第5章 人の心を動かして、人生の主導権を取り戻そう p.177 21分
あとがき p.220 2分

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