ハーバード大学教育大学院長は、多くの生徒たちにしてきたスピーチをまとめた一冊。生きていく上で本当に大切な5つの「問い」を紹介しています。
■正しい問いが人生を豊かにする
人は正しい答えを出すことに腐心しながら一生を過ごしている。しかし、単純な事実だが、答えの質は、質問の質を超えられない。適切でない問いには、適切でない答えしか返ってこない。どのような仕事でも、成功するには良い質問をする能力が不可欠である。
生きていく上で本当に大切な問いは5つしかない。自身にも人にも、5つの問いかけをする習慣が身につけば、人生はより楽しく、より実り多いものになる。
生きていく上で、本当に大切な問いは次の5つ。
①「待って、何それ?」=理解の根っこ
②「どうして〜なんだろう?」=好奇心、探究心の源
③「少なくとも〜はできるんじゃないか?」=前進するための第一歩
④「何かできることはある?」=良い関係を築く足がかり
⑤「何が本当に大事?」=あなた自身の根幹に目を向けさせる
著者 ジェイムズ E ライアン
第11代ハーバード大学教育大学院長 法律と教育の専門家。エール大学卒業後、バージニア大学ロースクールで学び、弁護士として活躍。バージニア大学ロースクールでマセソン・アンド・モーゲンソウ特別教授を務めた。
帯 ハーバード・ビジネススクール教授 クレイトン・クリステンセン |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.7 | 11分 | |
Chapter 1 Wait,What?―待って、何それ? | p.29 | 9分 | |
Chapter 2 I Wonder…?―どうして~なんだろう? | p.45 | 14分 | |
Chapter 3 Couldn’t We at Least…?―少なくとも~はできるんじゃないか? | p.71 | 11分 | |
Chapter 4 How Can I Help You?―何かできることはある? | p.91 | 12分 | |
Chapter 5 What Truly Matters?―何が本当に大事? | p.113 | 12分 | |
おわりに | p.135 | 5分 |
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