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2018/04/23更新

東大教授が教える知的に考える練習

106分

2P

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考える力を身につける方法

単に情報を集めるだけでは、考える力は身につかない。「考える」ためには何をすればいいのかを、東大教授がわかりやすく解説している一冊。


■考えるとは
「考える」という作業は、「情報を調理すること」である。大量の情報を適切に「調理して」、変化の時代に有意義な解決策を提示できるような「良い料理をつくる」ことが、これから必要とされる「考える」プロセスである。

よほど新鮮で優れた情報でない限り、その情報を右から左に流して、良い解決策になることはほとんどない。自分の中でその情報を、一定期間寝かせたり、様々な角度から検討したり、他の情報と組み合わせたり、価値判断を加えたりして、有意義な解決策を導き出せるようにしていく必要がある。これが情報を適切に調理することであり、考えるという作業である。

超短要約

情報を単純に集めるだけでは、すぐに良い考えが生まれる訳ではない。良い考えを引き出すには、「考えるための土台」を頭の中につくっておくことが大切になる。そのためには次の2点が必要である。

①「情報はそのままでは役に立たない」という発想を持つ。
②具体的なものを抽象化してとらえるクセをつける。

情報を抽象化するからこそ、別の具体的な問題に当てはめやすくなる。

著者 柳川 範之

1963年生まれ。東京大学経済学部教授 中学卒業後、父親の海外転勤にともないブラジルへ。ブラジルでは高校に行かずに独学生活を送る。大検を受け慶応義塾大学経済学部通信教育課程へ入学。大学時代はシンガポールで通信教育を受けながら独学生活を続ける。 大学を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。 現在は契約理論や金融関連の研究を行うかたわら、自身の体験をもとに、おもに若い人たちに向けて学問の面白さを伝えている。

この本を推薦しているメディア・人物

週刊ダイヤモンド 2018年 3/31 号 [雑誌] (大学新入試に勝つ! 中高一貫校) 週刊ダイヤモンド 2018年 3/31 号 [雑誌] (大学新入試に勝つ! 中高一貫校)
花まる学習会代表 高濱 正伸

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 4分
1章 情報洪水時代で変わる「頭の使い方」 p.19 15分
2章 頭の中に質の良い情報が集まる「網」を張る p.49 15分
3章 知的に考えるための「調理道具」を揃える p.79 13分
4章 情報は流れてくるまま、流しっぱなしに p.105 11分
5章 頭に残った情報は熟成し、やがて知性に変わる p.127 19分
おわりに p.166 2分

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