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2018/02/26更新

複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考

164分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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最速で問題を解決する3原則

①考える枠を決める
白紙のゼロベースではなく、考えるべき「枠」を作ることで、誰でもその「枠の中」に集中して考えることができるようになる。最初にどのような枠にするかを考えることが重要となる。

②全体像を捉える
仕事をする上で大切なのは、まず全体を把握し、その中から重要度を見極めること。最初に仕事の全体像を押さえた上で到達すべきゴールを決め、そこから逆算して手段や到達方法を考える。

③ムダに考えない
全体像を把握した後、一番良くないのが、なんとなく全部を考えること。完全に時間のムダである。重要なものだけを選択し、集中して掘り下げる。

「2軸フレームワーク」の作り方

①考える目的に合わせて枠のタイプを決める
最初に、考える目的を明確にし、3つのどのタイプを使うかを決める。

1.「マトリクス」タイプ
2.「4象限」タイプ
3.「グラフ」タイプ

②タテ軸とヨコ軸を決める
目的に合わせた2軸のタイプを決めた後、2本の線=タテとヨコのそれぞれの軸を何にするのかを決める。軸となるのは「要素」と「流れ」のどちらかになる。

③枠に情報を埋める
枠の中には「定量情報:数字」「定性情報:数字以外」のいずれかを入れる。

「マトリクス」タイプ

一番の特徴は、全体を俯瞰することができること。「問題の全体を捉えたい」「複数の選択肢から意思決定のために優先順位をつけたい」といった場合に有効である。

①2本の線を左上で交差させる
②「要素×要素」か「流れ×要素」のパターンを選ぶ
・タテ軸、ヨコ軸共にMECEで洗い出す
・要素の数は「タテ軸>ヨコ軸」とする
・流れ(時間・フロー)はヨコ軸で7項目以内に収める
③なるべく「定量情報」を埋める
・ムダな枠は埋めない

「4象限」タイプ

「ポジショニング」や「全体の分散の傾向」を捉える。

①2本の線を引いて真ん中で交差させる
②最初の段階で多くの要素から2つの要素だけ選択して軸にする
・最初に「仮説」を立てる
・上と下、右と左には「正反対の要素」を入れる
・右上に「良い要素」、左下に「良くない要素」を入れる
・線を足した9象限を使わない
③データがある時には定量情報を使い、アイデアを出したり、課題を洗い出す時には定性データを埋める

「グラフ」タイプ

「変化」を表したり捉えたりする。時間経過と共に売上の遷移を示したり、アクションステップごとの効果を見える化する時に使う。

①2本の線を左下で交差させる
②基本的にヨコ軸に流れ、タテ軸に大きさを設定する
③グラフのタイプを使い分ける
「折れ線グラフ」「棒グラフ」「ヒストグラム」「パレート図」「構成比率棒グラフ」「ウォーターフォールチャート」など