PwC、マーサー ジャパン、アクセンチュアなどで、5万人以上のリストラと
6000人を超えるリーダーや幹部の選抜・育成に携わってきた著者が、優秀な人に共通する仕事のコツを紹介している一冊。
選ばれる人とリストラされる人の違いを説明しながら、効率的に結果を出す仕事術を紹介しています。
■集中すべきものと、捨てるべきものを正しく取捨選択すること
今の時代、真面目にコツコツ一生懸命やる人は「いい人」と褒められても、評価されない。実際に活躍しているのは、涼しい顔でサクサク仕事を進めている人である。努力はいらない。ラクに速く仕事をする方が、結果が出て、さらに人生の選択肢も増える。
「ラクをする」とは「手抜きをする」「適当にする」ということではない。力の「入れ所」と「抜き所」を押さえ、ムダな仕事を減らすことである。この心構えを持ち、日々の仕事に取り組めているかどうかが差になる。ムダな努力をなくし、自分の得意分野で結果を出していくことで、評価もやりがいも手に入れられる。
仕事を1秒でも早く完結させるには、結果につながらないムダな努力をすべて排除する必要がある。
ムダな努力をなくし、自分の得意分野で結果を出していくことで、評価もやりがいも手に入れられる。
著者 松本 利明
人事・戦略コンサルタント HRストラテジー 代表 日本人材マネジメント協会(JSHRM) 執行役員 外資系大手コンサルティング会社PwC、マーサー ジャパン、アクセンチュアなどを経て現職。 5万人以上のリストラを行い、6500人を超える次世代リーダーや幹部の選抜・育成に関与する。その中で、「人の持ち味に合わせた育成施策を行えば、人の成長に2倍以上差がつく」ことを発見し、体系化する。そのノウハウを、クライアント企業にはマネジメントの仕組みとして、社員には具体的な仕事術へと落とし込み提供。 24年間で、外資系・日系の世界的大企業から中堅企業まで、600社以上の人事改革と生産性向上を実現する。自らもその仕事術を実践することで、スタッフからプリンシパル(部長クラス)まで8年という驚異的なスピードで昇進する。 現在は、企業向けのコンサルティングに加え、「すべてのムダをなくし、自分らしく、しなやかに活躍できる世界」にするため、「持ち味の見つけ方・活かし方」を、ビジネスパーソンのみならず学生にも広めている。
マインドマップ的読書感想文 smooth |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
週刊ダイヤモンド 2018年 2/24 号 [雑誌] (JAを襲う減反ショック 儲かる農業2018) 紀伊國屋書店和書販売促進部課長代理 池松 美智子 |
週刊ダイヤモンド 2018年 3/10 号 [雑誌] (人生を再選択する副業) 三省堂書店 岐阜店店長 渡邉 大介 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに リストラされた5万人と選抜された6000人の「差」とは? | p.2 | 4分 | |
第1章 一発で決める | p.18 | 26分 | |
第2章 スパッと割り切る | p.66 | 21分 | |
第3章 抱え込まない | p.104 | 22分 | |
第4章 組織の「壁」を利用する | p.144 | 21分 | |
第5章 自分で「できる」ようになる | p.182 | 18分 | |
おわりに | p.216 | 3分 |
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