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2018/02/12更新

顧客を説得する7つの秘密

228分

4P

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顧客の無意識をコントロールして説得する!?

人は無意識に選択をする。脳の無意識に注目したマーケティング「ニューロマーケティング」の知見を紹介している一冊。


■人は意識的に何かを選択するわけではない
科学的証拠によると、意識はあくまで副次的な役割しか持っていない。人間の頭には2つの異なる思考プロセスが存在する。

①自動システム(無意識)
②熟考システム(意識)

自動システムは私たちの選択全てに影響し、多くの場合唯一の影響因子である。この自動的な無意識の根幹は、人が古くより持つ脳の構造、トカゲや全ての脊椎動物と共有する部分にある。その基礎的な働きは、快感を追い求め苦痛を避けること。この自動システムは「内なるトカゲ」と呼ばれる。内なるトカゲは私たちがそれを意識する前に、瞬発的に、勝手に動き出す。そして私たちは自分からそれを止めることができない。

広告、宣伝、説得のコツは、この「トカゲ」をどう上手に扱うかにかかっている。

超短要約

顧客を説得する7つの秘訣

①「トカゲ」の言葉を話せ
②考えではなく行動を狙え
③望みを変えるな、望みを満たせ
④尋ねるな、掘り起こせ
⑤感情に訴えろ
⑥経験に先行して期待を作り出せ
⑦ひと工夫しろ

著者 ジェームズ・C・クリミンス

DDBシカゴ チーフ・ストラテジック・オフィサー 27年間にわたり、主にDDBシカゴのチーフ・ストラテジック・オフィサーを務める。また、世界的なブランドとして知られる、バドワイザー、マクドナルド、ステートファーム、ベティ・クロッカーなどのブランド企画ディレクターとしても活躍。 社会学の博士号と統計学の修士号を持ち、米国ノースウェスタン大学medillスクールで、統合マーケティングコミュニケーションを教えた。誰もが、説得力と影響力を手にする方法を、科学的、専門的、学問的な観点を背景に伝えている。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
ノースウェスタン大学心理学部教授 エレン・ワーテラ
帯2 帯2
ワシントン大学ヘルスコミュニケーションリサーチラボ 研究主任 マシュー・クルーター

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
1 <トカゲ>の正体を見極めろ p.11 17分
2 <トカゲ>の言葉を話せ:基本文法 p.41 17分
3 <トカゲ>の言葉を話せ:スタイル p.71 23分
4 考えではなく行動を狙え p.111 21分
5 望みを変えるな、望みを満たせ p.147 22分
6 尋ねるな、掘り起こせ p.185 18分
7 感情に訴えろ p.217 15分
8 経験に先行して期待を作り出せ p.243 11分
9 ひと工夫しろ p.263 17分
10 個人の説得 p.293 7分
11 結論 p.306 4分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

意識は傍観者である: 脳の知られざる営み (ハヤカワ・ポピュラーサイエンス) 意識は傍観者である: 脳の知られざる営み (ハヤカワ・ポピュラーサイエンス)
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