高学歴コンビ・ロザンの菅が、相方の宇治原をネタに、普通の人が成績を上げるための勉強法を紹介している一冊。
■「偏差値30アップの勉強法」はほとんどの人にとって意味がない
講演会でよくある質問。「京大合格するためにどれくらい勉強していましたか?」宇治原は正直に答えます。「1日11時間していました」と。そうすると悲鳴のような声が上がり質問が終わります。
「1日11時間勉強すること」が凄いのではなく「365日なら1日11時間勉強ができると思えること」が凄い。
自分の身の丈に合わないことをしても、自分の身にはならない。現役の時に大阪府立大学を目指していました。夏期講習では、大は小を兼ねると思ったのか、学力が上の大阪大学・神戸大学コースを選んでしまいました。全く授業についていけませんでした。1点も成績が上がりませんでした。
身の丈に合わない考え方は勉強だけではなく、生活していく上でも自分の足を引っ張ることにつながる。
著者 菅 広文
1976年生まれ。お笑い芸人 1996年、高校時代の友人である宇治原史規と「ロザン」(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)を結成。 高性能勉強ロボ・宇治原の勉強法や、二人が芸人になるまでを描いた爆笑小説『京大芸人』『京大少年』のほか、縄文時代から現代までの日本史が、爆笑しながら一気に頭に入ると評判の『京大芸人式日本史』が大ベストセラーに。
帯 芸人 宇治原 史規 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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「偏差値30アップの勉強法」は、ほとんどの人にとって意味がない。 | p.6 | 7分 | |
「宿題やった?」と親に聞かれた瞬間、子供にとって宿題が罰になる。 | p.22 | 7分 | |
無理に習い事をさせると、その習い事が嫌いになる。 | p.38 | 5分 | |
「予習」と「復習」、どちらかを捨てるべき。 | p.50 | 4分 | |
暗記をする最適な方法はエアー授業。 | p.58 | 6分 | |
「教えてもらう方」より、「教える方」が成績が伸びる。 | p.72 | 5分 | |
苦手科目は「いつから苦手か」を思い出す。 | p.82 | 7分 | |
新聞を読んで成績を上げるには、“読むべき場所”がある。 | p.98 | 5分 | |
まずは、国語。 | p.108 | 6分 | |
学校の勉強をせずに塾に行くのは、暴飲暴食をしてからジムに行くのと同じこと。 | p.122 | 5分 | |
マークシートで迷ったら「3」 | p.132 | 8分 | |
受験直前は、神頼みよりやるべきことがある。 | p.150 | 7分 | |
身の丈にあっていない高校・大学に入ると、成績が伸びなくなる。 | p.166 | 5分 | |
面接では、喋ることよりも聞くことに集中を。 | p.176 | 5分 | |
身の丈にあった生き方=いちばん得な生き方。 | p.186 | 5分 |