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2017/09/11更新

才能が目覚めるフォトリーディング速読術

136分

2P

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フォトリーディングの流れ

フォトリーディングは5つのステップで構成されている。

①準備(1分)
最初に「本を読む目的」を明確に決める。目的を設定する時には「私の〇〇のために必要な〇〇を得たい!」といったように心から望むものにする。
次にリラックスして本を集中して読める状態になるための「みかん集中法」を行う。

1. 椅子に座り、リラックスして目を閉じ、数回深呼吸する。
2. 手のひらの上に「みかん」が1つあるとイメージする。
3. みかんの重さ、大きさ、色、形を確認し、皮をむき香りを楽しみながら食べることをイメージする。
4. 手のひらの上に、新しいみかんが乗っていることをイメージする。
5. そのみかんを後頭部の斜め上、15〜20cmの好きな位置に置く。
6. みかんの位置に意識を集中させる。
7. 顔や肩の力を抜いて、リラックスしながら深呼吸を続ける。

②予習(1分)
本の目次をチェックし、①で作った「本を読む目的」に見合っている本かどうかを見定める。目次を見て、迷うなら読むのをやめるか、もっと楽しく読めそうな本に変更する。

③フォトリーディング(5分/300ページ)
「フォトフォーカス」という目の使い方で、本のページを2秒ごとにリズミカルにめくる。これをすることで、本の内容を、写真を撮るような感覚で潜在意識に映像として送り込む。

フォトフォーカスの簡単な方法は、ペットボトルを置き、本を開いて手に持った時に、本の上の方からペットボトルの蓋が見えるようにする。これで、本の上に焦点がない状態ができる。すると、本の文字がぼやけて見える。

④復習(8分)
本の中身を簡単に調査し、著者が言おうとしている趣旨を汲み取る。次に、気になる言葉「トリガーワード(本の中で重要なポイントの言葉)」を抜き出す。その後に、その本を読むことで知りたい「質問」を数個作る。ポイントは、著者に本当に聞きたいことをストレートに質問にすること。

⑤活性化(15〜60分程度)
③で潜在意識に入れた本の情報を、④で作った質問を意識して読み、答えを得る。「活性化」には3つの読み方がある。目的によって読み方を選ぶ。

1. スーパーリーディング&ディッピング
文章の中央の部分を指でなぞっていく。指のスピードは、1ページ約4〜8秒。指の動きにとらわれず、目を自由に動かし、気になる言葉が目にとまると、その言葉から読んでいく。

2. スキタリング
最初に見出しを読み、次に段落の最初の一文か二分を読む。続いて段落中の言葉に目を走らせ、気になる言葉やヒントや質問になりそうな言葉を探して読み進める。

3. 高速リーディング
文章を全体的に高速で読み進めていく。