人を動かすメッセージ、広告を作るにはどうすればいいのか。
心理学に基づく効果的なメッセージの作り方を紹介している一冊。
■気づかれる、目に止まるだけで、行動に大きな影響を与える
メッセージが効果を発揮するためには、受け手の無意識に働きかけるアプローチが必要だ。心理学の法則を活用して、まず気づかせ、記憶させる。そして、態度を変えさせようとするのではなく、行動の変化の方を促すべきだ。
大抵の場合、態度と行動のつながりは弱くて一貫性がない。行動の大部分は、無意識の要素に動かされている。人が自覚的に広告を好きだと言うかどうか、メッセージに賛同するかどうか、それ自体は大きな意味を持たない。大事なのはメッセージが思い浮かべやすい状態になっているかどうかという点だ。
効果的なメッセージには、感情を強く動かす要素(覚醒度)が重要な役割を果たすことがわかった。例えば、興奮させたり、関心をぐっとつかむような動画であれば、バイラルになりやすい。
■10のHOOK
①プリミティブにする
②感情をわしづかみにする
③私のこと?と思わせる
④サプライズを駆使する
⑤ミステリー要素を加える
⑥ハードルをとことん下げる
⑦物語の中を歩かせる
⑧記憶にこびりつかせる
⑨思考回路をショートカットさせる
⑩プライミング効果を駆使する
著者 パトリック・ファーガン
ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ 准教授 価格戦略からフェイスブックの心理学まで、多岐にわたるテーマで論文を発表しているほか、『ガーディアン』紙、『AdMap』誌、『サイコロジー・トゥデイ』誌などにも寄稿し、メディアへの出演多数。
![]() 土井 英司 |
![]() 東京工芸大学教授 大島 武 |
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![]() smooth |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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PART1 HOOKを深く理解するために | p.13 | 20分 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
PART2 あなたのメッセージが無視されないための | p.43 | 124分 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
PART3 10のHOOKを実践するためのヒント | p.225 | 20分 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
おわりに | p.254 | 1分 | ![]() ![]() ![]() |
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