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2017/06/01更新

自分を成長させる 最強の学び方

152分

2P

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  • トレンドの
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  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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何を学ぶべきか

「学ぶ」ということの本来の意味は、自己を確立し、人間力を高めていくところにある。その学びの中で、普遍的に伸ばしていくべき能力は次の5つ。

①スマートリテラシー
新しい仕組みを作るには、その仕組みを構成する要素やその仕組みが及ぼす影響について、まず自らが理解している必要がある。そうでないと、今までとは違う新しいやり方を想起することができない。これからは、スマートデバイスとソーシャルメディア、クラウドが当たり前に存在する環境で、プログラミング思考で物事を考え、使いこなすことができる能力が求められる。

②問題発見力
色々なことに興味や関心を持つアンテナの高い人は「何だかおかしいな」というポイントを特に意識せずとも「つい」見つけてしまう。気になるから調べる、教えてもらいたくて人の話を聞く。「知らない」ということに対して素直で、謙虚な気持ちを持っている人こそ問題発見力が高い。

③課題解決力
解決には、これまでの問題を踏まえつつ、新しい発想やアイデアで、付加価値の高い方法を生み出すクリエイティブな能力が必要である。これからは、多様性のある多くの人々を巻き込んで、1つの正解を見出すのではなく、よさそな解決策をいくつか見つけ出し、それを試す順番とダメだった時に止める条件やタイミングを決めていくという能力が求められる。

④共感力
様々に綻びを見せている世の中を変えるには、立場や利害の異なる人々であっても、相互に相手に対する共感を生み出し、同じゴールに向かって、納得して足を踏み出させるような力が必要になる。

⑤発信力
どんな時代がくるかの予測も立ちづらく、かつてよりも多様なバックグラウンドや考えを持つ人々で構成された集団となった組織をつなぎとめ、一体感を持って運営していくためには、それ相応の手順を踏むことが必要になっている。かつては暗黙のうちに共有されていた情報やビジョンを明示し、共感を引き出すというアクションを行うこと、つまり発信力が不可欠になっている。

MOOCを利用せよ

ずっと学び続ける人を応援するような潮流がインターネットの普及と共に、世界的に広がりをみせてきている。それが「オープン・エデュケーション」である。オープン・エデュケーションでは、ウェブ上に教材や講義が無償で提供されているので、インターネットにアクセスさえできれば、いつでも誰でも新たな学びを得ることが可能で、最新の知識や技術へのキャッチアップができる。

このオープン・エデュケーションの中で最も注目されている取り組みが「MOOC」(大規模公開オンライン講座)と呼ばれるものである。このMOOCを利用することで、能力を磨くために学び続けることができる。