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2017/05/24更新

やりたいことがある人は未来食堂に来てください 「始める」「続ける」「伝える」の最適解を導く方法

175分

3P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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何かを始める前、知っておきたいこと

昔からあるものの見方を変え、独自の考え方で物事を回すには、いくつかコツがある。

①「自分がやりたいこと」を深堀りする
この世の中に軋むように感じる「違和感」をヒントに、皆が理解できるレベルにまで落とし込み、そのイメージを描いていく。

②今できなくても、頑張りで結果は変わる
自分は頑張っていないと思うなら、もっと頑張ればいい。「ここまでやれば悔いはない」というところまで自分が鍛錬できれば、後悔なくチャレンジできる。

③「当たり前」を解体する
未来食堂を始めるにあたり疑問に思った「当たり前」は、「なぜ飲食店にはメニューがあるのだろう」ということ。メニューありきでは、お客様の望みを叶えようとするとメニュー数が膨れ上がり、用意する食材の数が増える。大切なのは「お客様が満足すること」である。それだけを考えると「ならメニューがなくても、お客様が何を望んでいるのか聞いてそれを調理すればいい」という考え方が浮かぶ。これが未来食堂のオーダーメイド『あつらえ』の発想原点である。

④問題点と恐怖を混同しない
ある問題が発生したとして、その対処は大事だが、対処した後、気の持ちようで解決することをくよくよ考えていても仕方ない。「やること」は何で、「覚悟すること」は何か。この2段階で考えると気持ちも整理できる。

⑤黒字であることを最低ラインとする
儲けは悪ではない。大きく儲けて大きく返せばそれでいい。儲けなくてもいいからといって赤字を出すよりも、利益の数%を社会寄付に充てた方がずっと合理的である。

⑥あるもので考える
「それではいけない」と思い込んでいるのは、お客様なのか自分なのかをはっきりさせる必要がある。未来食堂では、閉店後にお客様が来て、おかずがほとんど何も残っていない場合がある。そういう場合も、ご飯と作り置きのおかずや、梅干しだけでも、お客様が喜ぶのであればそれで良い。大切なのはお客様がそれで納得していること。

⑦必ずしも満点である必要はない
「15分待って、90点のおいしさのランチ」と「30秒待って、80点のおいしさのランチ」を比べると、平日日常のランチにおいて、お客様が価値をより感じるのは後者ではないか。求められているものをある程度用意できれば、それ以外の軸を磨いて、トータルで100点に近づければいい。

⑧時間を効率的に使う
新しいことを始めようと思っても、時間は有限である。どうでもいいことにエネルギーを割いて、本業に力を回せていないケースが多々ある。大事なこと以外は全くしないことで、時間を使えるようになる。

⑨「やらないといけないこと」の質を変える
人間は、一度慣習化してしまった「当たり前」に疑問を抱くことが大変難しい生き物である。