3,000人の起業家を支援してきた著者が、マーケティングにおいて最も大切なこと、初期の商品・サービス開発において何が大切かを紹介している一冊。


■マーケティングとは
マーケティングとは「お客さまに価値を提供すること」である。お客さまを喜ばせることが、会社の目的である。一方で、お客さまからの評価として「売上」という指標がある。これは、お客さまに価値を提供した結果、その対価としてもたらされる結果である。どんなに素晴らしい活動をしていても、どんなに先鋭的な取り組みをしていても、お客さまに価値を感じて頂けなければ、売上があがることはない。つまり、売上とは結果であり、会社の目的ではない。

とにかくやるべきことは、お客さ間を喜ばしてみることである。自分の持っている何か専門性があるのであればそれをものすごく簡単で良いので形やサービス、アウトプットとして人に提供してみることである。

マーケティングとは「お客さまに価値を提供すること」である。

著者 伊藤健太

ウェイビー 代表取締役社長 慶應義塾大学在学時にリクルート主催のビジネスコンテストに優勝。就職した金融機関を9か月で退職し、23歳のときに、資本金5万円で起業。7か月売上0の状態が続き、どん底を経験。 ひょんなことから会社設立の手伝いを開始。約6年が経ち、年間起業応援数3,000社以上となり、国内屈指の起業の応援家となる。 日本最大規模の起業イベントTERACOYA主催。国内最大の起業情報メディア「助っ人」運営。2016年10月には、世界経済フォーラムの33歳以下のコミュニティーである、グローバルシェイパーズに選抜される。