急成長を遂げる事業を作りだすには、物事をどのように考えるべきか。
爆発的な急成長を遂げたスタートアップを事例に、そのアイデアの生み出し方から戦略までを紹介している一冊。
■逆説のスタートアップ思考
短期間で急速に成長する一時的な組織体のことを「スタートアップ」と言う。急成長を目標にするスタートアップの世界では、普通のビジネスの考え方や起業の方法論がうまく当てはまらないことが多くある。その最も特徴的なところは「スタートアップは反直観的である」という点にある。スタートアップとしての良いアイデアや良い戦略には、往々にして「自分の直観的な判断が間違っている」ことや「一見、真理にそむいているように見える」ものが含まれる。
反領域と呼べるような、新しくも小さな領域を積極的に切り開くことこそ、スタートアップが新たな価値を作って独占し、急成長を遂げるための要諦である。
著者 馬田 隆明
東京大学本郷テックガレージ・ディレクター University of Toronto 卒業後、日本マイクロソフトにてVisual Studioのプロダクトマネージャ、テクニカルエバンジェリストとして数多くのベンチャー企業を対象に、技術面とビジネス面での支援を行う。 現在は東京大学にて学生や研究者のスタートアップ支援活動に従事。
帯 Mistletoe代表取締役 孫 泰蔵 |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
週刊東洋経済 2017年4/1号 [雑誌] |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.3 | 5分 | |
前 章 スタートアップとは | p.21 | 9分 | |
第1章 アイデア-「不合理」なほうが合理的 | p.37 | 33分 | |
第2章 戦略-小さな市場を独占せよ | p.95 | 25分 | |
第3章 プロダクト-多数の「好き」より少数の「愛」を | p.139 | 36分 | |
第4章 運-それはコントロールできる | p.203 | 18分 | |
終 章 逆説のキャリア思考 | p.235 | 12分 | |
おわりに | p.257 | 7分 |
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