今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2017/03/01更新

イキイキさせ屋―増収増益を続ける会社のビジネスモデル

97分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

アマゾン詳細ページへ

FCビジネスを運営するために大切なこと

既に成熟しているとFC市場において、増収増益を続ける清掃会社ダイキチカバーオールの、FCモデルを紹介している一冊。利害の対立するFC本部とオーナーをどのようにWin-Winの関係にするかが紹介されています。


■FCビジネスの問題点
FCビジネスとは、起業を目指す方々に対し、本部がブランドの使用権を貸し、事業運営のノウハウ、独自の商品とサービス、販売ツールを提供して、ビジネスを成功に導くというものである。その対価として、本部はブランド使用料や加盟金を頂く。

加盟者には、事業を進める上で必要な、基本的なノウハウやツールは本部が提供してくれる。従って、単独で事業を起こすよりも事前に準備することが少なくなくて済み、比較的短時間で事業を開始できる。

しかし、ここに問題が潜んでいる。これは本部側が多くのノウハウ情報を保有する一方で、加盟者側がほとんど情報を持たないという、情報に偏りがあるところから生じる。情報を保有している側が圧倒的に優位に立つため、知らず知らずに、保有していない側に不利な条件を押し付けてしまう場合がある。

超短要約

ダイキチカバーオールのFCモデルの特長は次の通り。

①加盟業者であるオーナーさんが営業活動を一切しなくて良い「製販分離」のFCモデルであること

②本部とオーナーさんが理念を共有し、利他の心を持って、Win-Winの関係を築いたFCモデルであること

③オーナーさんの「利益」を追求するだけでなく、「生きがい」を提供するFCモデルであること

著者 小田吉彦

ダイキチカバオール 代表取締役社長 高校卒業後家業の土木業に携わった後、不動産会社の営業職に就く。バブル期前後の企業の浮沈を体験し、経営の難しさを知る。 1992年、株式会社ダイキチ入社。入社と同時に新規事業フラワー事業部の事業部長に任命され、さまざまな営業方法を取り入れて業績を大幅に伸ばし、1996年には分社制度により法人化に成功。株式会社ベレーロの取締役営業部長となる。 1999年、カバーオール事業部営業部長に就任。2002年、同事業部のダイキチカバーオール株式会社としての分社とともに、同社代表取締役社長に就任。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
タレント たむらけんじ

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 3分
第1章 FCビジネスの歴史―「製販分離」はFCの原点 p.17 12分
第2章 ダイキチカバーオールのFCビジネスができるまで p.47 20分
第3章 本来のFCは生きがい提供業 p.95 14分
第4章 営業をささえる本部のイキイキ社員たち p.129 14分
第5章 進化し続けるダイキチカバーオール p.163 8分
おわりに p.182 2分

ユーザーのしおりメモ (0)