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2016/12/27更新

仕事ができる人は「声」が違う!

108分

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声の出し方には即効性がある

多くの方々が、声の出し方を少し変えただけで、ビジネスに大きな効果があったと実感される。声の出し方を変えることは、誰にとっても難しいことではなく、やればやるだけ、しかもすぐに成果が見えるからである。

企画力や営業力、事務能力などを短期間で劇的に高めるのは至難の業である。しかし、声は特殊な才能などなくても、短期間で変えることができ、驚くほどの効果が期待できる。

お手本になる人の声を真似る

「忘れられない」「聞き手が聞きやすい」「相手の印象に残る」と思われる声こそ、「ビジネスに効く声」である。こうした声は1種類だけでなく、色々な声があり得るが、一般的に多くの人が受け入れやすい声がある。

・言葉がはっきり耳に残る
・心地よい響きがある
・話をしていて気分が高まる

特にビジネスの場合、話す情報が伝わりやすい、相手に安心感や信頼感を与えるといった要素が重要である。ビジネスに効くいい声を手に入れる近道は、お手本になる人物を見つけて、その人の声に近づけることである。お手本の声の特徴の部分だけでも真似できれば、好印象を与える声に近づく。

自分の声をチェックする

まず「自分の声を客観的に聞いてみる」ことから始める。プレゼンで人を惹きつける声を手に入れたいのなら、自分がプレゼンをしている声を録音して聞く。色々な状況での自分の声を録音して、客観的に聞いてみるといい。自分の声を録音して聞く際に、意識すべきポイントは次の通り。

①間:文と文、言葉と言葉の合間の休み
②速さ:早口にならないようにする
③声の明るさ:高い声の方が明るく聞こえやすい
④声の高さ:一般的には低い声の方が相手への信頼度が高まる
⑤声の大きさ:問題の大半は声が小さすぎて聞こえない
⑥抑揚:声の調子を上げ下げし、一本調子にしない
⑦強調:重要な単語、聞き手に伝えたい部分を強調する
⑧話癖:助詞は強調しない方が聞きやすい
⑨アクセント:方言も個性になるが、伝われないアクセントは直す

ニュースを読むアナウンサーの後を追うようにリピートしてみるとお手本になる。

高い声と低い声の2パターンを使い分ける

状況に応じて、声の出し方、中でも声の高さを使い分けられると、自分の伝えたい内容を相手にわかりやすく、ストレートに伝えることができるようになる。

・高い声
5〜10mくらい先の人に呼びかけるように話すと、自然と高い声になる。

・低い声
悲しんでいる相手に話しかけるつもりで話すと、自然と低い声になる。

重要なのは、話をするシチュエーションに応じて、その場にふさわしい高さの声が出せているかどうか。自分の声の高さを知っておくことで、場面ごとに声を使い分けることができるようになる。