自信をつけるにはどうするか
努力と行動の量に比例して自信はついてくる。努力も行動もしていなくて本物の自信がつくわけはない。そして、他人と比較しているから、どんどん自信がなくなってくる。他人と比較するのではなく、自分自身の良さをもっと引き出すことに力を注ぐべきである。自信をつけるために行った方がいいことは3つ。
①これだけは誰にも負けないという何かをつくる
誰にも負けないというものを仕事の中でつくる。
②自分との約束を守る
どんなに小さい約束事でも、決めたことは必ず実行する。口約束はしない。
③目の前にあることに全力をあげる
仕事をしている時間は、仕事に集中する。目の前にあることに全力をあげることを意識する。
一つのことは紙一枚ほどの差かもしれないが、それが十枚百枚千枚と積み重なって束になると、いつの間にか大きな差になる。そして、ちょっとずつ自信がついてくる。
プラス思考になるためにはどうすればいいのか
人の脳は構造上マイナス思考にできている。人間は野生動物と違って弱い生き物だから、脳は常に「何か起きたらどうしよう」とマイナスに考えて危機管理を行っている。だからプラス思考は、かなり意識しないとできない。プラス思考の基本は5つ。
①「今知ってよかった」と思い、先を考える
今知らなかったら、知らないまま死んでいたかもしれない。今知って、これからどう変えていくかは自分次第である。
②人は幸せになるために生まれてきている
自分が今、不幸だと感じるとすれば、すべて自分の責任である。周囲のせいではなく、自分自身がマイナスな考え方をしていたり、怠けていたり、態度が良くないから不幸なのである。
③すべてに感謝する
究極的には、生きていることに感謝をする。
④プラス語を使う
自分が発している言葉が自分の人生をつくる。良い人生を生きたいのであれば、プラスの言葉=プラス語をたくさん使うことを意識する。
⑤因果応報
すべての物事には原因と結果がある。因果応報とは、良いことをすれば良いことが返ってくるし、悪いことをすれば悪いことが返ってくるということ。「すべて自分の責任だ」と考えれば、自分が変わるしか方法がない。
マイナス言葉を使わない
潜在意識の中には、過去の経験や実績、過去に考えたこと、口に出したこと、ふと思ったこと、イメージしたこと、見たもの、聞いたこと、動作や態度などすべて入っている。これが自分自身に対して、大きく影響する。人はこの潜在意識に引っ張られる。だから潜在意識にプラスの情報をたくさん入れていくことが大切である。潜在意識にプラスイメージを入れていくためには、マイナス語(否定語)を使わないことが大切である。