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2016/12/19更新

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

180分

4P

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生産性という視点で物事を見ること

今後、私達の暮らす社会では、速いスピードで、あらゆる場面で高生産性シフトが進む。生産性とは「時間やお金など有限で貴重な資源」と「手に入れたいもの=成果」の比率のことである。「生産性が上がる」とは、あらゆる資源の活用度合いが高まること、あらゆる資源が、今までより有効に使われ始めることを意味する。

わかりやすい例は、個人が自分の空き時間に自家用車で乗客を運び、乗車賃を稼ぐUberのようなサービスや、個人や空き部屋を宿泊場所として貸し出すAirbnbといったサービスの拡がりである。この2つのサービスを通して、これまで活用されないまま放置されていた3つの資源が有効活用され、価値に置き換えられ始めた。今後の社会では生産性の高いものが残り、生産性の低いものは淘汰されていく。

これからは物事を生産性という視点で見るクセをつけないと、社会において正しい方向判断ができなくなる。何をやるにしても自分の貴重な資源を最大限に有効活用できる生産性の高い方法を見極め、可能な限り高い成果を得る。そういう方法を身につけないと、やりたいコトをすべてやれる人生は手に入らない。大事なことは日々生産性を意識し、仕事や生活の生産性を高める方法をトライアンドエラーで身につけていくことである。

自分の時間を安売りしないこと

お金と時間は個人にとって最も貴重な資源である。だから、そのいずれについても、できる限り大切にすべきである。時間を大切にするために最も気をつけるべきことは、自分の時間を簡単に売らないことである。時間の価値が非常に大きいと考える人は、できるだけ高く時間を売る方法は何かと考えるようになる。これが「どう付加価値をつければ、自分の貴重な時間を高く売れるか」という発想につながり、その人の時給を上げていく。

生産性の高め方:まずは働く時間を減らす

お金にしろ時間にしろ、インプットを増やすことでしか成果を上げられない人は、どこかで行き詰る。生産性を上げるためにはインプットを減らせばいい。そうすることで、生産性の向上を考え始める。

①1日の総労働時間を制限する
②業務ごとの投入時間を決める
③忙しくなる前に休暇の予定をたてる
④余裕時間をたくさん確保しておく
⑤仕事以外のこともスケジュール表に書き込む

生産性の高め方:全部やる必要はない

「すべてをやろうとしないこと」も生産性の向上につながる。世の中には、次から次へと新しいことを手がける人がいる。こういう驚くほどたくさんのコトをやっている人は、反対に「誰でもやっていそうなこと」をやっていない。

①「すべてをやる必要はない」と自分に断言する
②まず「やめる」
③「最後まで頑張る場所」は厳選する
④時間の家計簿をつける