デル、エイサー、マイクロソフト、フィットビットなどで活躍してきたマーケターが、クリエイティブな発想をするための考え方を紹介している一冊。いかに常識や既成概念にとらわれず、創造性を発揮すれば良いのかについて、様々なコツが書かれています。
■クリエイティブ思考とは
問題を定義し、ぐるぐると遠回りしながら解決のためのアイデアをひたすら考え、それを実行に移し、フィードバックを得て、またひたすら考える。この「考える工程」を「クリエイティブ思考」という。この工程は、多くの場合、関係がない複数の事柄から得たヒントを元に価値を再定義している。
クリエイティブ思考を使える人と使えない人の違いは「どこかの時点で気づけるか、気づけないか」ということである。クリエイティブ思考を邪魔するのは、大体が過去の自分の経験や習慣、既存の規則や法則などの考えに固執するといった類いのものである。
クリエイティブ思考とは、あらゆる人が当たり前に持っているものである。そして日常のビジネスの現場や生活の中で利用すべき「力」である。クリエイティブ思考を使わないということは「自分は何も新しいことを考えません」と言っていることと同じである。
どんなものでも小さな疑問に「なぜか?」と立ち止まり、問題を発見し、その問題の解決に向けて考えに考え抜く。それこそが、クリエイティブ思考を利用することである。新しい考え方が生まれる工程は、すべて「なぜか?」という小さな疑問から始まっている。自分なりに問題を定義し、問題解決のためにアイデアをひたすら考える、それを実行に移す、フィードバックを得て、また考える、この工程で使われているものこそがクリエイティブ思考である。
著者 瀬戸和信
1978年生まれ。テクノロジーマーケター フィットビット・ジャパン勤務。アイ・オー・データ機器で営業職を務めた後、外資系企業(デル、日本エイサー、日本オラクル、日本マイクロソフト)で、営業、マーケティング、プロダクトマネジメント、ビジネスデベロップメントの現場においてシニアマネジメント職を歴任。 マイクロソフトで「2 in 1(Surface)」、エイサーで「ネットブック」という「新しい概念」を日本に定着させ商品をヒットさせた。現在はフィットビット・ジャパンで「ウェルネス+ウェアラブル」という新しい概念を日本に展開中。「東洋経済オンライン」や「NewsPicks」で連載を執筆。2012年から法政大学統計実習特別講師。
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![]() NewsPicks編集長 佐々木 紀彦 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.3 | 4分 | ![]() ![]() ![]() |
Chapter.1 クリエイティブ思考って何? | p.17 | 17分 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
Chapter.2 いま、世界中が注目する理由 | p.45 | 21分 | ![]() ![]() ![]() |
Chapter.3 クリエイティブ思考の邪魔リスト | p.81 | 93分 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
Chapter.4 結び | p.239 | 4分 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
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