本当の意味で意識的な生活を送るには、私たちの内部にあるテクノロジー、インナーネットにつながる必要がある。インナーネットにログインするのに、今すぐ始められる簡単な方法はヨガだ。ヨガは身体と呼吸に100％意識を集中させるため、必然的に、自分の内面と向き合うことになる。いかに自分を見失わずに世界と関わりあうか、それが何より大事である。

私たちは、日常生活や仕事に埋もれることなく、人生と関わることができている。多かれ少なかれ、問題はやってくるが滴のように流れ落ちていく。だから、恐れることなく世界と関わり、ログインすることである。現実は避けるべきものではなく、関わるべきものである。

情報は、様々な世界の扉を開くことができる。アクセスすればした分、自分の可能性を開く扉にもアクセスすることになる。自ら情報に敏感になり、取りに行くようになると、不思議なことにどんどん情報が入ってくるようになる。

世の中にはたくさんのもの、こと、場所、人、出来事がある。興味のあるもの、好きなものに対してはアンテナを張り、どんどんアクセスすることだ。そうすることで、より人生は豊かになり彩りが出る。

最適化されたシステムは、コンピュータの動作効率を最大限に引き上げ、あらゆるタスクを同時並行かつシームレスに処理する。人も同じだ。目的に対して事前準備しておくと、より効率的に、最大の効果を上げることができる。最高のパフォーマンスを上げることができるかどうかは、脳、心、体をトレーニングや習慣によって整え、日々の活動を最適化できるかどうかにかかっている。

瞑想は心を落ち着かせ、頭の中をきれいに整理して、本当に重要なことに意識を集中できるようにしてくれる。1日1440分ある内の少なくとも1分を自分の心と身体と意識のために捧げることで、残りの1439分を意識することにもつながる。

何かの答えを探す時、その先にある見えない宇宙を信頼することで正しいリソースが目の前に現れることがあることと、私たちは知っている。検索キーワードを入力したら、あとは相手を信用する。100％ではないにしても、おそらく95％の確率で答えが返ってくる。「可能性」の扉を拡げようとする時、そこに「信頼」というシステムがあれば、誰もがそれを行動に移せる。

テクノロジーが私たちにもたらした能力や可能性、すなわち互いに繋がりあったり、情報にアクセスしたりする力は飛躍的に向上し続けている。これらにサインアップしうまく活用することで、より人生は豊かに便利になる。

何が大事で、どこに目を向けるかによって、受け取り方が大きく変わってくる。どこに心のレンズを向けるか、意識するかが、人生を豊かにする上で大事である。