本を読む時間をどのようにして作ればよいか。短時間で効率的に本を読むにはどうすればよいか。読んだ本を行動につなげるにはどうすればいいか。
スタンフォードで学び、マッキンゼーを経て、ベンチャー企業の育成や大企業の経営改革に携わる著者が、効果的な読書法を紹介している一冊。
周りの「できる人」を見て気づくのは、「忙しくても本を読んでいる」「それを自分の仕事や生活に活かしている」という事である。彼らは、ただ漠然と本を読むのではなく、「その1冊」を読むべき理由を持っている。だからこそ、速く読めて吸収もできるし、そのための時間を作る。そして、読み終えたら、すぐそれを行動に活かす。
本当に差がつくのは、本をいかに自分の仕事や成長に活かしているかという事である。一定水準までは本を読むべきだが、それを超えた後は、本を読む事を制限して、むしろ「行動」につなげる事が大事である。
著者 赤羽 雄二
大学卒業後、小松製作所で建設現場用ダンプトラックの設計・開発に携わる。1983年よりスタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。 1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、 マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 1990年にはマッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国企業、特にLGグループの世界的な躍進を支えた。 2002年、「日本発の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すことを使命として ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 最近は、大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、オープンイノベーションにも積極的に取り組んでいる。
マインドマップ的読書感想文 smooth |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.1 | 5分 | |
序 章 「読みたくても本が読めない」5つのの理由 | p.17 | 6分 | |
第1章 なぜ、できる人は忙しくても本を読むのか | p.31 | 10分 | |
第2章 できる人は忙しくても、なぜ本が読めるのか | p.53 | 16分 | |
第3章 短い時間で、読んだ内容を身につける「集中読書」術 | p.87 | 20分 | |
第4章 できる人は、読んだ本をどう活かすか | p.131 | 16分 | |
第5章 ムダな本で時間を費やさないために | p.165 | 22分 | |
あとがき | p.220 | 1分 |
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