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2016/05/02更新

FinTech入門

154分

3P

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  • すぐ使える
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  • 感動する
  • ひらめきを助ける
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最近の金融サービスのトレンド

金融とITを融合した新しいサービス「FinTech」について、わかりやすく概要を紹介している本。最新の金融サービスなどが紹介されています。


■Fintechとは
Fintechとは、金融とテクノロジーを組み合わせた造語で、金融と技術の融合の事を言う。金融とテクノロジーの融合が進む事で、金融業界の構造変化を引き起こしながら、新たな金融サービスが次々に生まれ、ユーザーはこれまでにないメリットを享受できるようになる。

現在、多岐にわたるFintechサービスが生まれつつある。大まかに分類すると、金融情報をワンストップで見える化するサービスとして、個人向けには「個人資産管理(PFM)」サービス、企業向けにはクラウド型の「会計・経営・業務支援」サービスがある。こういった見える化サービスで明らかになった金融情報を基に、ビッグデータ解析や人工知能、金融工学といった技術を組み合わせる事で、さらに進化した金融サービスが開発されている。

超短要約

■Fintechが注目され始めた3つの理由
①技術の開発コストが下がった
開発コストを押し下げた理由には「オープンソースソフトウェアの進化」「クラウド化」「API化」の3つがある。

②開発したサービスを普及させるコストが下がった
スマートフォンが普及し、アプリを簡単に安価に、サービスによっては無料で公開する事が可能になった。ストア内でのユーザー評価が高ければ、SNSなどで爆発的に広がっていく事が日常的になっている。

③ユーザーの目が肥えてきて、サービスに対する期待が高くなった

著者 辻 庸介

1976年生まれ。マネーフォワード代表取締役社長CEO 大学卒業後、ソニー株式会社に入社。本社経理部にて、AIBOなどの部門経理を担当。その後、2004年にマネックス証券に出向(その後転籍)。 2009年ペンシルバニア大学ウォートン校に留学。卒業時には、アメリカ人以外で唯一のCohort Marshall(クラス代表)に選ばれる。 帰国後COO補佐、マーケティング部長を経て、マネーフォワード参画のため退社、代表取締役社長CEOに就任。2014年ケネディ米大使より「将来を担う起業家」として米国大使館賞受賞。同年ジャパンベンチャーアワード2014にて「起業を目指す者の模範」としてJVA審査委員長賞受賞。

著者 瀧 俊雄

マネーフォワード取締役 兼 Fintech研究所長 大学卒業後、野村證券入社。野村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等の研究業務に従事。スタンフォード大学経営大学院、野村ホールディングスの企画部門を経て、2012年よりマネーフォワードの設立に参画。

この本を推薦しているメディア・人物

TOPPOINT TOPPOINT
帯
ビジネス・ブレークスルー代表取締役 大前 研一

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.1 4分
第1章 FinTechとは何か p.12 8分
第2章 FinTechを取り巻く環境の変化 p.26 6分
第3章 FinTechを支えるプレーヤー p.36 8分
第4章 個人資産管理(PFM) p.50 8分
第5章 企業会計、経営・業務支援 p.64 6分
第6章 資産運用 p.74 8分
第7章 融資、ソーシャルレンディング p.87 8分
第8章 クラウドファンディング p.100 5分
第9章 決済 p.108 8分
第10章 保険 p.122 8分
第11章 不動産 p.135 7分
第12章 ブロックチェーン、分散型台帳、仮想通過 p.146 6分
第13章 セキュリティー p.156 5分
第14章 金融機関の動き p.166 4分
第15章 2021年の金融 p.173 9分
第16章 お金の不安がなくなる世界に p.188 6分
おわりに p.198 4分

キーワード

ブロックチェーン

ビットコインの中核技術としてSatoshi Nakamotoによって考案、実装された分散型ネットワー…

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