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組織を動かすためのコツ

組織をバスにたとえ、そのバスを動かすためのポイントを解説している本。
組織にはどのようなタイプのメンバーがいて、それぞれにどのように対処すべきか。組織を活性化させるための方法をわかりやすく紹介しています。


■バスに乗るメンバー4つのタイプ
「バス」とは事業の事だ。ある組織ないしグループが達成しようとする目標、上げようとする成果を表す。このバスにはエンジンもガソリンタンクもない。組織は人で動くものなので、このバスも人の足で動く。バスが目標に向かって走るかどうかは、ひとえにバスに乗る人にかかっている。全員が絶好調ならバスは風のように走り、成功は間違いない。

だが、誰もが同じように走れる訳ではない。どんなグループも様々なメンバーから構成され、一律に語る事はできない。各人がバスのためにどれくらい活力を注いでいるかは4つのカテゴリーに分類される。

①ランナー:成績優秀者で、その筋力でバスを動かしている
②ジョガー:働き者で、いい仕事をするが、ランナーには及ばない
③ウォーカー:足は動かしているものの、推進力になっていない
④ライダー:バスに乗っているだけのお荷物

超短要約

■バスを加速させるルール
①物事を否定的に見ない、否定的な事を言わない
ランナーは組織を見渡し、優れたところや成功しているところを見つけて皆に知らせる。そして、いいところをさらに増やそうとし、そのための方法を考える。

②言い訳をしない
走っていない人は、自分が走れない理由を見つけて言い訳しようとする事がある。

③自分を過大評価しない
自分はすごい仕事をしていて、上司も自分の仕事ぶりに大満足だと思い込む人がいる。そういう人は、上司に認められないと苛立ち、不満を募らせる。認められないのは、仕事ぶりが自分で思っているほど立派なものではないからである。

④いい仕事をてきぱきとやる
最後は生産性がものを言う。どれだけの事をやり終えたかが問われる。いい仕事をするだけではだめで、それを着実にやり終えなければいけない。

著者 ロン・クラーク

教師 大学を卒業後、各地を冒険旅行したのち、1995年から小学校教師となる。学習や行動に問題をかかえる生徒の多い学校、なかでもハーレムの底辺校から優秀児を輩出し、目覚ましい成果をあげる。2001年、28歳のときに、ディズニー社主催「全米最優秀教師賞」を受賞。現在はアトランタに住み、各地で講演活動等もおこなっている。

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帯
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土井 英司

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.6 11分
パート1 メンバー紹介 p.29 28分
パート2 バスを加速させる17のルール p.81 51分
パート3 ドライバーができること あなたができること p.177 26分
おわりに p.226 3分

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