人から話しかけられ、好かれるためのコミュニケーションのコツを紹介している本。
話上手にならなくても、会話を盛り上げ、相手と良い関係を築くための様々な方法が紹介されています。
■「話しかけさせる」事前準備
①話しかけられ上手の特徴5つ(笑顔、視線、合図、会釈、スキンシップ)を使う
②口角を上げ、「イ」か「エ」を言うつもりでほほ笑む
③相手に興味を持って見つめる
④アゴを指1本分上げて、自分の顔をしっかり見せる
⑤「温かく、明るく、素直、気が付く」特性を演出する
⑥「恥ずかしがり屋」を演じ、「自分と同等以下の人」と思わせて、ギャップで株を上げる
⑦オシャレすぎたり、個性的すぎる服装や髪型は避ける
⑧白を基調としたファッションを選ぶ
⑨1ヶ所限定で「外し」を入れることで、微妙な違和感を抱かせる
会話は良いスタートが切れて、1度でも盛り上げる事ができれば、成功したも同然。決して積極的に話しかけたり、冗舌に話し続けたりする必要はない。
話の上手い人とコミュニケーションの上手い人は、実は全く別物。話の上手い人は「伝達能力の高い人」である一方、コミュニケーションの上手い人は「人から好かれる人」であり、大きく異なる。実際のところ、話が上手くなればなるほど「何かいけ好かない人」と思われるなど、好感度は下がっていく。
コミュニケーションの上手い人になるためには、必ずしも自分が話す必要はない。
著者 木村隆志
1973年生まれ。人間関係コンサルタント コラムニスト コミュニケーションから恋愛、婚活、夫婦、職場の悩みまで、人間関係に関わるさまざまな相談を受け続け、相談者数は対面のみで1万人を超える。また、著名人専門のプロインタビュアーとして2000人超の取材歴を持つほか、コラムニストやテレビ解説者としてさまざまなメディアに出演・寄稿。
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
Prologue | p.3 | 4分 | |
Chapter1 「話しかけさせる」事前準備 | p.20 | 11分 | |
Chapter2 「話しかけさせる」現場テクニック | p.42 | 20分 | |
Chapter3 「相手の話が弾む」無言のアクション | p.80 | 18分 | |
Chapter4 「テンションを上げる」返事の仕方 | p.114 | 11分 | |
Chapter5 「さらに好感度を上げる」小技 | p.136 | 11分 | |
Chapter6 「会話の盛り上がりが増す」話題と質問 | p.158 | 9分 | |
Chapter7 「何だか気になる」ひと言 | p.176 | 9分 | |
Chapter8 「思わずクスッとさせる」秘策 | p.194 | 9分 | |
Epilogue | p.212 | 1分 |