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2016/01/19更新

リモートチームでうまくいく マネジメントの〝常識〟を変える新しいワークスタイル

136分

2P

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リモートワークで働ける組織をつくる方法

オフィスに通勤しなくても働くことのできる「リモートワーク」を実践している企業経営者が、その実践方法を紹介している本です。


■リモートでもチームで働く
これまでの一般的なリモートワークのイメージは、個人で働くフリーランスの人が、東京や地方などの場所にとらわれる事なく、クライアントから発注された仕事ができるというものである。会社の中にいて協調しなければならないような仕事は、同じ場所にいて一緒に働かなければできない仕事と考えられていた。

しかし、顔を合わせて一緒に働いて、相談しながら作り上げていくような仕事であっても、離れた場所でやっていく事ができる。これこそが本当のリモートワークである。

アウトソース先とのリモートワークの関係ではなく、それぞれが1つの会社の仲間として互いに相談しながら、仕事そのものを模索しつつ、価値と成果を一緒に作り出していくチーム、それをリモートワークで実現するためのスタイルを「リモートチーム」と呼ぶ。オフィスで働くのも離れた場所で働くのも、チームで取り組む仕事の本質は同じである。そのためにも信頼関係に基づく「チームワーク」は非常に重要である。

超短要約

オフィスに通勤をしなくても働く事のできる「場所にとらわれない」ワークスタイルを「リモートワーク」と呼ぶ。リモートワークで働く人たち同士のコミュニケーションは、すべてインターネットのツールを使って行う。ノートパソコンがあって、インターネットにさえつなぐ事ができれば、どこにいても仕事はできる。

メールやチャットだけでなく、今では物理的に会わなくても仕事を進める事ができるツールやサービスが多く登場しており、安価で無料のものもある。以前に比べて、リモートワークを実現するコストは圧倒的に下がった。

リモートワークができないというならば、それはこれまでの常識にとらわれた考え方や、企業の制度やカルチャーなどが問題である。

著者 倉貫 義人

1974年生まれ。株式会社ソニックガーデン代表取締役 大学院卒業後、TIS(旧・東洋情報システム)に入社。エンジニアとしてキャリアを積みつつ、「アジャイル開発」を日本に広める活動を続ける。 2005年に社内SNS「SKIP」の開発と社内展開、その後のオープンソース化を行なう。 2011年、自ら立ち上げた社内ベンチャーをMBOによって買収、株式会社ソニックガーデンを創業する。「納品のない受託開発」というITサービスの新しいビジネスモデルを確立し、業界に旋風を巻き起こす。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
サイボウズ 代表取締役 青野 慶久

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
第1章 リモートチームという古くて新しい働き方 p.13 14分
第2章 リモートチームが実践している習慣と環境づくり p.41 22分
第3章 リモートチームの成功は企業文化にかかっている p.85 12分
第4章 リモートチームで変わるマネジメント p.109 16分
第5章 リモートチームで変わるワークスタイル p.141 10分
第6章 リモートチームで起きる課題を解決する p.161 11分
第7章 リモートチームに至るまでの道のり p.183 13分

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