一流の人は「睡眠の質」を大切にし、起きている時間のパフォーマンスを高める。睡眠の質を高めるための具体的な方法を紹介しながら、睡眠の大切さを説く一冊。
■睡眠時間はロスタイムではない
現代においては「いかに質の良い眠りを賢くとるか」という事が、ハードなビジネスの第一線を生き抜く一流ビジネスパーソンの必須条件になっている。どんなにタフで優秀な人でも、眠らなければ必ずパフォーマンスが落ちて失速してしまう。1日の1/3が眠りに使われるとすれば、人生の約1/3は睡眠である。残り2/3の覚醒している時間を有意義に使うために、いかに睡眠の質を上げるかが、現代の一流ビジネスパーソンのキーワードである。
睡眠の時間そのものについても、今は「しっかりとる」のが主流になっている。睡眠時間は決してロスタイムではない。覚醒している時間に高いパフォーマンスを上げるために、絶対不可欠な充電時間である。また、必要な睡眠の長さは人によって違う。ほとんどの人は6〜8時間の睡眠を必要とする体になっている。
睡眠時間は、覚醒している時間に高いパフォーマンスを上げるために、絶対不可欠な充電時間である。いかに睡眠の質を上げるかが、現代の一流のビジネスパーソンのキーワードである。
著者 岩田 アリチカ
快眠コンサルタント 睡眠環境、睡眠習慣のコンサルティング、眠りに関する教育研修などを行っている。 1983年、家業である京都の老舗寝具メーカーIWATA(創業1830年)に入社。1988年より独学で睡眠の研究を始める。その後、日本を代表する睡眠の研究者らに師事し、睡眠研究機関と産業をつなぐ橋渡し役として活躍。
帯 クリエイティブディレクター 佐藤 可士和 |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.3 | 2分 | |
第1章 一流の人たちは今「睡眠」にこだわっている | p.17 | 12分 | |
第2章 夜は一日の終わりではなくスタート | p.47 | 16分 | |
第3章 最高の眠りを手に入れるための環境設定 | p.85 | 21分 | |
第4章 やっぱり「朝時間」でハイ・クオリティの仕事ができる | p.135 | 12分 | |
第5章 睡眠リズムを整えていく2週間プログラム | p.165 | 7分 |
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