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2015/07/21更新

結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方

115分

3P

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素早く決断し行動する脳のつくり方

ルールや規則が、脳を抑制し、ぐずぐずと物事を決められない結果を招く。何に対しても素早く決断し行動するためには、どうすればいいのかを脳科学者の茂木健一郎氏が解説。すぐにやる脳のつくり方を紹介しています。


■真面目な人ほど動けない
世の中には2通りの人間がいる。何に対しても素早く決断して行動できる「すぐやる」人間と、なかなか物事を決められず、考え過ぎて動けない「すぐやれない」人間である。ビジネスの世界において、常に結果を出し続けている人は前者である。

「すぐやる」と「すぐやれない」という差には、脳の働きが大きく関係している。すぐに動けない人とは、脳の前頭葉が指示通りに機能して、抑制が利いてしまっている人の事である。「実行に移す前に、まずは慎重に検討しなければならない」「これが重要な事は理解できるが、常識で考えた場合・・・」、こうした決まりが脳の「抑制」となり、私達の行動にブレーキをかけてしまう。ルールに忠実で、真面目な日本人の脳が有効に働いているからこそ、すぐやれない「ぐずぐず脳」になってしまう。

超短要約

これからの社会でビジネスパーソンが仕事で結果を出していくためには「すぐやる脳」が必要である。「すぐやる脳」とは、「抑制」が外れて、軽やかに動く頭脳のこと。大事なのは、あまり深く考えない事を習慣化する事である。

習慣化するには、一番大事な事は何かを考え抜き、目的達成に不要な要素であれば、思い切って脳の中から省いていく「脳内ダイエット」が必要不可欠である。「何かをやらない」と決める事で、脳の中に空き地ができ、いろいろな発想やアイデアが入ってくる。

著者 茂木健一郎

1962年生まれ。脳科学者 ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別研究教授 「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係(心脳問題)についての研究を行っている。また、脳と神経に関する一般読者向けの解説書を多く執筆し、テレビ番組や雑誌、週刊誌などマスメディアで積極的に活動している。 著書に『脳と仮想』『ひらめき脳』『生命と偶有性』など。

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帯
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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに 結果を出せるビジネスパーソンは「すぐやる脳」を持っている! p.2 2分
1 「すぐやる脳」と「ぐずぐず脳」 p.15 15分
2 リスクを取って「すぐやる脳」に! p.47 16分
3 「安住しない人」が未来の成功を手に入れる! p.81 14分
4 脳をやる気にさせる「自律」のメカニズム p.111 16分
5 仕事の速度をアップする脳の使い方とは? p.147 14分
6 「すぐやる脳」に変われば人生がガラリと好転する! p.177 10分
おわりに p.199 2分

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