今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2015/06/01更新

黒子の流儀 DeNA 不格好経営の舞台裏

  • 春田 真
  • 発刊:2015年4月
  • 総ページ数:270P

194分

4P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

アマゾン詳細ページへ

DeNAの経営の舞台裏

DeNA会長が、銀行員時代を経て、創業間もないDeNAに入社して、経営を行ってきたことが書かれた本。ビッターズからモバオクの立ち上げ、そして上場し、プロ野球に参入するまでの話が書かれています。


■DeNAとの出会い
住友銀行にいて、転職しようと考えた事はなかったが、住友銀行とさくら銀行の合併によって気持ちは揺らいでいく事になる。自分が彼らの社風に合いにくいのではないかと感じた。

1999年は東証マザーズが設立された年でもあった。若い人達を中心として起業熱が上がってきており、その勢いに関心を持っていた。その世界に入っていく事で何か楽しい事ができるのではないかという感触を抱いていた。

1999年も暮れに近づいてきた頃、南場さん達が立ち上げたDeNAがビッターズというオークションサービスをスタートさせたという記事が目に入ってきた。DeNAのサイトを見て、気持ちが大きく高ぶった。一度話を聞いてみたいと思い、サイトに載っていた「社員募集」という欄からメールを送ったら、すぐに電話がかかってきた。「ぜひ一度来て下さい」と言われた。

超短要約

DeNAは、先を見越しながら戦略的にモバイル事業に軸足を移し、飛躍的な成長を遂げてきたと捉えている人もいるかもしれないが、実際にはそうではない。戦略的に先々を見通しても、思い通りに進む訳ではなく、その場その場で挑戦し、試行錯誤を繰り返してやっと今の成功をつかむ事ができたのである。

今のような大成功を確信していた訳ではなかった。サービスを立ち上げながら、守安や創業者である渡辺達が成功確率の話をしていたのを聞いた事があるが、2人とも「20〜30%じゃないでしょうかね」と、ずいぶんとのんきな話をしていたぐらいだった。それぐらいの感覚でモバイルへの挑戦を続けていたのである。

著者 春田 真

1969年生まれ。株式会社ディー・エヌ・エー 取締役 会長 1992年、株式会社住友銀行に入行。同行退職後、2000年株式会社ディー・エヌ・エーに入社、同年取締役に就任。2008年常務取締役、2011年取締役会長に就任(現任)。 2011年株式会社横浜DeNAベイスターズ取締役オーナーに就任(2015年1月に退任)。2015年株式会社ディー・エヌ・エー株主総会の時をもって任期満了となり、同社の取締役を退任予定。

この本を推薦しているメディア・人物

週刊ダイヤモンド 2015年5/23号 [雑誌] 週刊ダイヤモンド 2015年5/23号 [雑誌]
三省堂書店京都駅店店長 渡邉 大介
日経ビジネスアソシエ 2015年 07 月号 日経ビジネスアソシエ 2015年 07 月号
週刊東洋経済 2015年5/23号 [雑誌] 週刊東洋経済 2015年5/23号 [雑誌]

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.1 5分
第1章 球界参入 p.15 32分
第2章 銀行員時代 p.71 22分
第3章 ベンチャー p.109 30分
第4章 DeNA事件簿 p.161 24分
第5章 野球への想い p.203 32分
おわりに p.258 3分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

不格好経営―チームDeNAの挑戦 不格好経営―チームDeNAの挑戦
[Amazonへ]

ユーザーのしおりメモ (0)