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2015/06/04更新

失敗のしようがない 華僑の起業ノート

  • 大城 太
  • 発刊:2015年4月
  • 総ページ数:189P

102分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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華僑の成功法則

・「与えられた条件」を上手く使えば、いくらでも良くできる
自分の今の条件を使わない人は成功しない。いくら良い条件でも使い方を誤れば悪くなる、悪い条件でも上手く使えばいくらでも良くできる。他人のリソースを使わせてもらうのも華僑ビジネスの成功法則の1つだが、自分の持っているリソースを有効に使う事が先決。

・貧乏な時こそ人に使ってもらう
貧乏な時こそ、なるべく人のためにする。それもできるだけレベルの高い人に使ってもらう。使われないで自分の価値は人に示せない。

・貧乏な時こそ外へ出る
華僑は貧乏な時はなるべく外へ出てチャンスを取る機会を増やす。家にあるのは作業だけで、仕事は外にしかない、お金儲けのチャンスは外にしかない。

・ハイペースをマイペースにする
華僑は何をやるのもハイペース。疲れずにハイペースを保つポイントは、やる事とやらない事を決めて、やらないと決めた事はやらない。

・人がお金を使っている時にお金を稼ぐ
時間だけはお金を積んでも買えない。そこで差を生むのがスピード。華僑はハイペースで長時間仕事に打ち込むため、成功するのも速い。華僑はやる時は短期集中。勝負は最初の2年間である。

・悪くなれば自分のせい。良くなれば、あなたのおかげ
華僑の精神はすべて自分。親孝行も自分のためだからできる。人のためになる事も、奉仕の精神でやっていると本気で思っている人はいない。相手の喜ぶ顔が見たい、自分を認めてもらいたいなど、根本には自分の欲求があると認識している。

「華僑流ビジネス」のスタートアップ

華僑流ビジネスはプロジェクト制で、プロジェクトごとに人材を集めてチームを作るところから始まる。そこで欠かせないのは「作業をする人」「アイデアを出す人」「お金を出す人」の3要素。誰かが儲かるビジネスプランを考えると、誰がお金を出すか、誰が実行するかを決めてスタートする。「アイデア」「お金」「作業」の3つの内1つを提供できればOKで、後は他から探してくればいい。

①3つの役割で「トライアングル」を作る

②最小限からスタートする

③「初速」をフルに上げて飛び立つ
最初に頑張ると楽なので、最初は24時間ほとんど寝ずに働く。そのためにはビジネス以外の事を考えられない環境に身を置く事、そして効率よりも効果を優先させる事である。

④華僑流アップセル&クロスセルで売上増
アップセルのポイントはお客さんと長く付き合うこと。最初から取引の継続を前提としたシステムで売る。クロスセルのポイントは、お客さんを1人の人間として見ること。

⑤社長による作業のマニュアル化
社長の仕事は「誰でもできるやり方」を考えること。ここまでやってきた事をマニュアル化する。