賢い節約の基本ルール
①自分を本気にさせる
支出を減らすには「減らせたらいいな」から「何としても減らす」に気持ちを切り替える必要がある。漠然と「できたらいいな」と思っている状態から「必ず実行する」と固く心に誓った状態に自分を導かないといけない。
②お金の出入りを把握する
本気でお金の問題に取り組みたいなら、毎月自分が何にいくら使い、いくら残るのかをきちんと把握する必要がある。「お金が余った時には貯金にまわしているから大丈夫」では、どこで無駄遣いをしているのか、どう切り詰めればいいのかといった事が見えてこない。
③前向きに考える
欲しいものがあったら「買えない」とがっかりするのではなく「買おうと思えば買える。だけど買わない」と考えればいい。何事も前向きに考えるようにしよう。どれだけ自分が前向きになれるかチャレンジしているのだと思えばいい。高額なものを見たら「自分にはとても手が出ない」ではなく「貯金すれば買える」と考えるのだ。
④時間をうまくやりくりする
私達がいろいろな商品やサービスにお金を使うのは「時間を節約するため」である。調理済みのお惣菜を買うのは、料理の時間を節約するため。タクシーに乗るのは、移動時間を節約するため。私達は「時間がない」という理由で、日々お金を使っている。人に任せるより、自分でやった方が楽しい事はたくさんある。
⑤計画性を身につける
計画性のない人に比べて、計画性のある人の方が、出費は少なくなる。
⑥ゲーム感覚でチャレンジする
新しい生活パターンを楽しむには、それをゲーム感覚で取り組めるチャレンジにするとよい。経験値を積むためのチャレンジだと思って取り組む。まず第一歩として、使った金額を週ごとにまとめ、前の週より支出を減らす事を目標にしてみる。
⑦安上がりな楽しみ方を見つける
お金を使わない楽しみ方というのは、案外たくさんある。実際やってみると、お金を使っていた時より、もっと楽しめる事も多い。安上がりな楽しみ方を見つける為には2つのコツがある。
・いつもとは違う楽しみ方のパターンを探す
・いつもの過ごし方よりも安上がりにする
⑧お金を借りない
今は銀行がクレジットカードをばらまき、借金を誘う広告が蔓延する世の中になった。しかし、借金をしてまで何かを買う必要はない。
⑨エコを意識する
リデュース(減らす)、リユース(繰り返し使う)、リサイクル(資源を再利用する)の3つを意識する。
⑩現金は必要な分だけ持ち歩く
必要な現金以外は持ち歩かない。持っていなければ、使う事はできない。実際の店舗に買い物に出かける時には、絶大な効果がある。
⑪常に一番お得なものを探す
節約を目標にして、いつも「お得なものはないか?」と思っていれば、必ず何か見つかるものだ。