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2015/04/22更新

ビジネスは30秒で話せ!

124分

2P

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話を論理的に構成するためのパターン

自分の言いたい事を相手に納得させるには、論理的に話さなければならない。コミュニケーションの達人になるには、自分の考えを明確に述べ、それに証拠を挙げて証明し、さらに聞き手が興味を持つような発想・切り口で話を色付けする力が必要である。

話が論理的になるよう「始め・中・終わり」の順に構成し、話の中間部分を3つのサブトピックに分けて色付けする工夫をしたものが「ダイヤモンド・モデル」である。

①注意を引く
聞き手の注意を引いて関心を持たせる。聞き手に関心がなければ、それは聞き手がいないのと同じ。聞き手の注意を引くには、話し手自身の体験談、たとえ話、驚くような統計など、目新しい話をして、それをこれから自分が話すメイントピックと関連付ける。

②メイントピック
聞き手の注意を引いたら、自分がこれから何を話すのかをハッキリとした口調で簡潔に述べる。そして、なぜ、自分が聞き手の貴重な時間を使っているのか、その理由を明確に述べること。

③サブトピックの紹介
メイントピックは3つのサブトピックに分類して話さなければならない。何かを伝える時には3つに分けて話すとわかりやすいし、覚えてもらいやすい。そこでまず各サブトピックを簡単に紹介する。3つのサブトピックを口にする時はいつでも「1つ目、2つ目、3つ目」などと順番を付けながら言うこと。

④サブトピック(3つ)
各トピックの内容は、証拠を挙げて論理的に証明する。実例、統計、たとえ話、ストーリー、第三者の意見、個人的体験などを1つ2つ使う。

⑤サブとピックの要約
3つのサブトピックを話し終えたら、聞き手が各トピックの要旨を忘れないように、それぞれをもう一度短くまとめる。

⑥結論
全体を通して一体何が言いたかったのか、つまり「始め」の部分で述べたメイントピックを再表明する。ここでもまた、自分が今話した事がなぜ聞き手のメリットになるのかをハッキリ言う。結論はプレゼンテーションすべての内容を十分に的を絞って蒸留したものでなければならないし、必ず短い言葉で明確に述べる必要がある。できれば一文で言い切る。

⑦アクションプラン
聞き手に次のステップとして何をしてもらいたいのかを述べる。

コミュニケーションの失敗を防ぐための5つのC

①明確さ(clarity):わかりやすく話すこと
②簡潔さ(conciseness):できる限り少ない言葉で話す
③色付け(color):慣用句、逸話、意外な引用文、ショッキングな統計などを使う
④信念(conviction):信念と情熱を見せて話す
⑤コントロール(control):話の内容と伝え方をコントロールする