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2015/04/09更新

宇宙飛行士が教える地球の歩き方

335分

6P

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宇宙飛行士はこう考える

宇宙飛行士はどのような物の考え方をするのか。宇宙飛行士が考える人生の生き方について書かれた一冊。


■宇宙飛行士とは
どれだけ有能でも、どれだけ経験豊富でも、宇宙飛行士は次のテストに向けて延々とガリ勉を続ける、いわば永遠の学生だ。宇宙船に乗って地球の周囲を飛び回る事しか心から楽しめないとしたら、その人は宇宙飛行士には向いていない。準備の時間と宇宙にいる時間の比率は、数ヶ月対1日。1回の宇宙ミッションに割当てられるだけでも、最低数年間の訓練がいる。特定のミッションに参加するとなれば、訓練に2〜4年かかる上に、通常の訓練よりもずっと過酷で厳しい訓練が待っている。複雑で反復的な作業やとびきり難しい作業をへとへとになるまで練習する。しかも、1年の半分以上は家を留守にする事になる。ミッションに参加していない間の数年間の通常訓練では、新しいスキルを身に付け、学びつつ、他の宇宙飛行士達が宇宙飛行に万全の状態で臨めるようなサポートしなければならない。

超短要約

宇宙飛行士はストレスを抑える最善の策は「ちっちゃなことを気にする」事だと教えられる。物事のマイナス面を直視して、起こりうる最悪の出来事をイメージするよう訓練される。実際、シュミレーターで一番自問する疑問の1つは「よし、次の死の危険はどこにあるだろう?」だ。

ずばり有能とは何か。危機の最中にあっても平常心を保ち、絶望的に思える時でも任務をやり遂げ、一分一秒を争う状況でも難題の解決策をうまくぱぱっと思い付ける事だ。そのためには、創意工夫、決断力、あらゆる事への準備が必要だ。

宇宙飛行士がこういった資質を備えているのは、皆よりも賢いからじゃない。むしろ、世界や自分自身を、普通とは違った方法で見るよう教えられているからだ。

著者 クリス・ハドフィールド

1959年生まれ。宇宙飛行士 アメリカ空軍テスト・パイロット学校をトップで卒業し、1992年にカナダ宇宙庁より宇宙飛行士に選出。1995年、シャトルで1度目の宇宙飛行へ。ミールとのドッキングモジュールの建設に成功した。2001年、シャトルで再び宇宙飛行を行ない、カナダアーム2を設置。2012年、ソユーズで3度目の宇宙飛行へ。カナダ人として初めて国際宇宙センター船長を務め、144日間滞在した。その際、宇宙で撮影した写真や動画をインターネットに投稿し、世界的に話題を呼ぶ。

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帯
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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
プロローグ 不可能への挑戦 p.5 18分
第1章 一生がかりの旅 p.30 14分
第2章 宇宙飛行士の考え方 p.49 12分
第3章 マイナス思考の力 p.66 20分
第4章 ちっちゃなことを気にしよう p.94 23分
第5章 世界で最後の人間 p.126 18分
第6章 次の死の危険はどこにある? p.151 17分
第7章 静かの基地 p.176 18分
第8章 いい明日を迎えるために p.200 22分
第9章 ゼロになれ p.230 14分
第10章 宇宙での生活 p.249 24分
第11章 四角い宇宙飛行士、丸い穴 p.282 18分
第12章 ソフト・ランディング p.308 20分
第13章 はしごを下りたその先に p.336 18分

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