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2015/03/24更新

なぜ、この人と話をすると楽になるのか

161分

4P

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そもそもコミュニケーションとは

ニッポン放送の人気アナウンサーが、コミュニケーションの技術と考え方を書いた本。コミュニケーション障害だったという著者がどのようにして、コミュニケーション力を上達させたのかが紹介されています。


■コミュニケーションの目的は楽になること
コミュニケーションというのは、コミュニケーションが成立する事自体が目的であって、その時に伝達される情報は二の次である。情報の質や内容なんてどうでもいい。情報の伝達より先に、話をしていて楽になる、心地よくなる事の方がずっと重要である。

コミュニケーションは実は難しい。コミュニケーションを支えているのは様々な技術であって、多くの場合、いきなり上手にできる事ではない。会話が上手な人は、コミュニケーションの瞬間瞬間に意味を見出し、その都度ふさわしいテクニックを駆使している。こう来たらこう受ける、こう受けたらこう出すという「型」がたくさんある。コミュニケーションはゲームと捉えると、その流れから「この質問だったらこう受けるのがベスト」とか「この答えだったらこっちに話を振った方がいい」とか分析できる。会話には必勝法はないが、勝率が高くなる戦い方がある。

超短要約

コミュニケーションの核は、人のためにしゃべる事である。自分がどう思うかで話を進めるのではなく、相手の側から話を進めてもらう。

会話の基本は、徹頭徹尾、人のためである。そうしていると相手からも話を訊かれるようになって、自分も楽しくしゃべれるようになる。

なぜ、この人と話をすると楽になるのか。コミュニケーションをとっていて楽になる人というのは、自分を許す事ができた人である。「自分を許す」とは、許し難い自分を見出して解放する事である。自分で自分を許せない、何度も修羅場を経験して、いつか自分を許して、解き放した状態になれた人。そういう人は話をしていて、とても楽である。

著者 吉田尚記

1975年生まれ。ニッポン放送アナウンサー 2012年第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞。「マンガ大賞」発起人。 株式会社トーンコネクト代表 ラジオ『ミュ~コミ+プラス』(ニッポン放送)、『ノイタミナラジオ』(フジテレビ)等のパーソナリティを務める。マンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、常に情報を発信し続けている。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに コミュ障の私よ、さようなら p.8 9分
1 コミュニケーションとは何だろう p.22 12分
2 「コミュ障」だった私 p.41 8分
3 コミュニケーションという「ゲーム」 p.54 12分
4 ゲーム・プレーヤーの基本姿勢 p.74 9分
5 沈黙こそゴール p.89 10分
6 コミュニケーション・ゲームのテクニック p.106 12分
7 質問力を身につける p.126 20分
8 キャラクターと愚者戦略 p.159 12分
9 コミュニケーション・ゲームの反則行為 p.178 11分
まとめ コミュニケーションは徹頭徹尾、人のために p.196 7分
あとがき p.207 2分

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