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2015/01/27更新

聞き出す力

  • 吉田 豪
  • 発刊:2014年12月
  • 総ページ数:239P

142分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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インタビューの極意

プロインタビュアーの著者が、様々な芸能人や政治家、スポーツ選手などとのエピソードを語りながら、インタビューをする上でのテクニックや心構えを紹介しています。


■いい答えが返ってきたら、いいリアクションで返すこと
それほど興味のない取材をやる事になったとしても、その相手の著書なりブログなり雑誌記事なりを読み漁れば、どこか好きになれるポイントが出てくるもの。そんな「よかった探し」の精神で今まで仕事をしてきた。

嘘をついたら絶対にボロが出るから、相手のいいところを探して、そこを好きになって、本当に心から興味を持って聞くこと。そして、いい答えが返ってきたら、ちゃんといいリアクションを返すこと。

超短要約

■興味を持てない相手には愚痴から入れ! 重くても受け止める度量が必要
「人の話を聞くにはどうすればいいですか?」と質問されると「相手に本気で興味を持つこと」と答えるようにしているが、先日「じゃあ、興味を持てない相手と話す時は?」と聞かれて、こう答えた。

「そんな時は愚痴を聞けば大丈夫!」と。人はみんな誰かに愚痴を聞いて欲しいもの。たとえその問題は解決しなくても、モヤモヤしている事を口に出す事で少しはスッキリできるはずなのだ。

■インタビューの極意三か条
①本人より本人に詳しくなる
②サプライズを持参する
③敵じゃない事を伝える

■全く知らないエピソードを引き出すための「受け身」術
「プロインタビュアーを名乗るとハードルが高くなっちゃって大変じゃないですか?」と言われるが、実はそうでもなかったりする。とりあえず堂々としてさえいれば意外と何とかなるもの。

インタビュー中、あえて無言になる事で相手にプレッシャーを与えて、簡単に終わらせるつもりだったかもしれない話の続きを、強引に聞き出す技術をたまに使う事もある。あまりに堂々と、「プロインタビュアー」を名乗る男が不敵な笑みを浮かべながら黙り込んで何かを待つ事で相手に「やっぱり話さなきゃ駄目か。きっとすべてお見通しなんだろうし」と思わせる、そのための最大の武器と言うべき肩書きなのだ。

著者 吉田 豪

1970年生まれ。「プロ」インタビュアー 「プロ」書評家 コラムニスト 当代一の名インタビュアーとして、読者のみならず、取材対象からも絶大な支持を得ている。

この本を推薦しているメディア・人物

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土井 英司

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
第1章 「聞き出す力」の基本テクニック p.11 29分
第2章 「聞き出す力」の心構え p.71 31分
第3章 危機を回避する「聞き出す力」 p.137 18分
第4章 「聞き出す力」応用自在 p.175 21分
特別対談 人間関係がうまくゆく魔法の潤滑剤「聞く力」をいまこそ養おう p.220 8分
あとがき p.237 1分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書) 聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)
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