年間に約1万人もの方々が見学に訪れるという、居酒屋『てっぺん』の朝礼。その独自の朝礼の実践方法を紹介し、組織や職場を変える方法を説きます。
■「すごい朝礼」の効果
会社の朝礼というと、訓示や報告・連絡、社長や部長など責任者達の話を一般の社員さんが聞く、という一方通行のコミュニケーションがほとんどのようである。このような「朝礼」ではワクワクするはずがない。
「すごい朝礼」はこのような「一般的な朝礼」とは全く違う。「すごい朝礼」はやらされるのではなく、参加者全員が目的を理解して積極的に行うのが特徴で、大きく2つの効果がある。
①1人1人の元気・やる気を引き出し、個人の能力を最大限に引き出す
②組織の環境を明るくし、組織の能力を最大限に引き出す
『居酒屋てっぺん』の各店舗では毎日始業前に「すごい朝礼」を行っている。毎日15分の「すごい朝礼」を継続する事で、個人や組織に数え切れないほどの「すごい変化」が起きてくる。
「すごい朝礼」は働く事の意味や価値を深め、最高のモチベーションを作り出す。
「すごい朝礼」の流れは次の通り。
①整列
②黙想・イメージ訓練
③スピーチ訓練
④No.1宣言
⑤あいさつ訓練・ハイ訓練
⑥締め(本気の握手)
朝一番に「すごい朝礼」を行うと、職場の空気がガラッと変わる。とにかく明るく元気になる。
著者 大嶋 啓介
1974年生まれ。予祝メンタルトレーナー てっぺん代表取締役 居酒屋から日本を元気にすることを目的に、てっぺんとNPO法人居酒屋甲子園を設立。てっぺん創業15年で100人以上の経営者を輩出する。 2006年には、外食産業にもっとも影響を与えた人に贈られる外食アワードを受賞。てっぺんの「本気の朝礼」は、テレビなどでも話題になり、年間1万人以上が見学に訪れる。 2014年より、自身の学びを多くの人に伝えたいという想いのもと「人間力大學」を開校。 スポーツのメンタルにも力を入れており、オリンピック日本代表のソフトボールのチームに朝礼研修をおこない、北京オリンピックでは金メダルに貢献。2015~2019年にかけて、高校野球の約80校にチーム強化のためのメンタル研修をおこない、そのうちの22校が甲子園出場を果たしている。 企業講演・学校講演を中心に、日本中に夢を与えたいという思いで全国的に活動している。
帯 アントレプレナーセンター代表取締役 福島 正伸 |
帯2 作家 ひすいこうたろう |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
まえがき | p.1 | 2分 | |
プロローグ 人を輝かせる「すごい朝礼」 | p.11 | 13分 | |
第1章 「すごい朝礼」は思い込みをぶち壊す! | p.37 | 18分 | |
第2章 「すごい朝礼」は脳をワクワクさせる! | p.73 | 9分 | |
第3章 「すごい朝礼」はプラスの習慣をつくる! | p.91 | 18分 | |
第4章 さあ「すごい朝礼」を始めてみよう! | p.127 | 26分 | |
第5章 「すごい朝礼」をやるとみんな成長する! | p.181 | 20分 |
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