モーニング娘。、AKB48、吉本印天然素材、ジャニーズ、宝塚歌劇団などのダンスを指導してきた振付け師の著者が、エースと呼ばれる人に共通する点を紹介している一冊。


■エースと呼ばれる人は何をしているのか
最初はほとんど差のない人たちが、いつの間にか大きな差となって、かたや「エース」と呼ばれるまで成長し、かたや思い通りにいかずにその場を去っていく。「エースと呼ばれる人」には、成長するために必要な正しい考え方・習慣を持っているという共通点がある。

「成長するため」の「正しい方法」を続けているか、という事が成功する人が持つ「エースの資格」なのである。「エースの資格」は大きく分けると3つしかない。

①自己を確立し
②自信を持ち
③前に向かって進む

これを身につけるだけで、誰でも成長し、成功への道を歩む事ができる。

エースになるという事と、成功するという事はイコールではない。たとえエリート街道を突き進んでいる人でも「自己を確立し、自信を持ち、前に向かって進む」事ができていなければエースと言えないし、エースとして輝いていない以上、いつかは行き詰まる日がやってくる。

著者 夏 まゆみ

1962年生まれ。振付師、演出家 1980年渡英以降、南米、北米、欧州、アジア、ミクロネシア諸国を訪れオールジャンルのダンスを学ぶ。1993年には日本人で初めてソロダンサーとしてニューヨークのアポロ・シアターに出演し、絶賛を浴びる。1998年、冬季長野オリンピック閉会式で老若男女数万人が一度に踊るための振り付けを考案・指揮する。 NHK紅白歌合戦では17年以上ステージングを継続。吉本印天然素材、ジャニーズ、モーニング娘。、宝塚歌劇団、AKB48、マッスルミュージカル等、団体から個人にいたるまで、手がけたアーティストは300組におよぶコリオグラフィの第一人者。