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2014/09/09更新

人生は見切り発車でうまくいく

134分

2P

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まずはやってみる

誰でも、いきなり「動け」を言われてもなかなか動けない。そんな時には「自分がかっこいいと思うこと=自分が一番やりたいこと」を考えてみる事である。失敗しても心配する事はない。人生は必ずどこかで失敗する。失敗を大前提に、かっこいい順にトライアンドエラーをして経験を積んでいけばいい。

選択に費やす時間を検証の時間に振り替える。まずはやってみる。何か試すという行動を起こす事で、自分の軸が見えてくる事がある。人生は決められた選択肢しかない訳ではない。選択にあれこれ悩むより、まずは何かしら試しながら自分の気持ちを探るという方法もある。自分が進むべき世界は、自分が見えている範囲にしか存在しない訳ではない。

行動すると人に伝わる

人生、いつ何が起きるかわからない。「これはひょっとしてチャンスかな?」と少しでも思ったら、その時が動くべき時かもしれない。人は通常、「まあもう少し様子を見てみよう」などと、なかなか動こうとしない。けれども、「ちょっとだけ動いてみる」という条件反射を身につける事で、その後の展開が天と地ほど変わってくる事がある。

動いた分だけ視界が変わり、少ししか見えていなかったチャンスの扉が見えてくる。いつもフットワーク軽く動いている人には、人からの注目も集まるので、ちょっと動いただけでも、協力しようという人が集まってくる。コツコツと動いて、コツコツと成果を出している人を見てくれる。動きもしないで、成果を得られる事などあり得ない。

行動する事の利点の1つは「人に伝わりやすい」という事である。いくら「自分はこういう事をやりたいんです」と口で言っても、人にはなかなか伝わらない。人は行動している人を見て、その人がどんな人で、何を成し遂げようとしているかを図る。

失敗した事にこそチャンスの種がある

失敗を徹底的に検証する事が、成功につながる最大のリカバリになる。そのためには、「なぜうまくいかなかったのか」というプロセスを周囲に早めに伝えてアドバイスを求める事が大切である。どんな成功事例も、小さな失敗を積み重ねた上で成り立っている。

「◯◯したけどできなかった」という場合、多くはその中に次につながる芽がある。失敗や挫折は、目標を達成するまでの1つのプロセスに過ぎない。何かにトライして結果が得られなかった事の中には、必ず自分がやりたかった種があるはずである。失敗する事で、「自分」を離れ、「全体」を見渡す視点を持てる。