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2014/09/09更新

人生は見切り発車でうまくいく

134分

2P

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完璧を目指す前にまず動くこと

様々なITイベントを成功させてきた著者が、これまでに学んだスピード仕事術を紹介。完璧を目指すよりも、まず動いてみる事で、新しい視野を手に入れる事の大切さを説いています。


■動かなければ何も変わらない
「運がいい」と言われる人は、チャンスを1回つかんだら、その10倍は動いている。絶えず行動していると、チャンスを手にする機会も自ずと増えてくる。普段、行かない場所に行き、経験した事のない文化に触れ、自分とは価値観の違う人と話していると、チャンスが向こうからやってくる。

行動する上では、あえて「レールをはずれる」決意も大切である。周りの言う通りに生きるのではなく、思い切ってはずれてみる事で、新しい可能性を見つける事ができるからである。

たくさん行動をしていると、思い通りにいかない事や、どうしても成し遂げたい事が必ず出てくる。しかし、行動もせず、ずっと頭の中で考えているだけでは、何も変わらない。動き続けた人だけが、今までの自分にはない視点・視野・視座を得て、チャンスをつかむ事ができる。

超短要約

「見切り発車」こそ、目標を達成する上で最もスピーディで有効な方法である。完璧な計画を練り上げようとして「あれが足りない、これも足りない」と踏みとどまっていても、決断は鈍る一方である。それより、何割か揃ったところで発進する方が、圧倒的に早く目標を達成する事ができる。今の自分に何が足りないのか、動いている内にわかってくるからである。

日本ではよく十分に準備をして機会を待つ事を「満を持す」と言うが、その「満」を持していては、時代や社会からたちまち置いていかれてしまう。スピードが生き残りを左右する現代にあっては、「満を持す」よりも「見切り発車」で周囲の協力を仰いで形にする方が、はるかに賢明である。

著者 奥田 浩美

株式会社ウィズグループ 代表取締役 株式会社たからのやま 代表取締役 1989年、国際会議の企画運営会社に入社。当初は政府機関系の情報技術系国際会議に携わり、あらゆるIT分野の先進技術会議をサポート。 1991年、ITに特化したイベントサポート事業を設立。ITイベントの日本への上陸を支え、主にMacWorldやWindows World、Interop、Google Developer Dayといった大型プライベートショーの事務局として、運営に携わる。 2001年、株式会社ウィズグループを設立。引き続きIT系大規模コンファレンスの事務局統括・コンテスト企画などを行う。 2012年、伝えながら行動を促すメディア「fin.der.jp」を立ち上げ、地域のIT活用事例を紹介するとともに、IT活用促進プログラムを提供・創業支援などを行う。 2013年には株式会社たからのやまを設立。徳島県の限界集落に高齢者のタブレット使用のサポートを行う拠点を設け、高齢者との共同製品開発事業を開始。 2014年より、情報処理推進機構(IPA)の未踏IT人材発掘・育成事業の審査委員を務め、若い世代の新たなチャレンジを支援している。

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帯
経済評論家 勝間 和代

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.2 4分
第1章 結果を出す人がやっている「見切り発車」とは p.17 23分
第2章 今日から結果を出す! 発車するときの工夫 p.69 19分
第3章 壁を感じたときにどうするか? p.111 13分
第4章 「見切り発車」で仲間を増やす方法 p.141 15分
第5章 「見切り発車」で想いを形にする人たち p.175 14分
第6章 10年後も生き残るための「見切り発車」 p.207 12分
おわりに p.234 2分

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