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2014/07/01更新

世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方

171分

3P

  • 古典的
  • トレンドの
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  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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レジリエンスを養う7つの技術

①ネガティブ感情の悪循環から脱出する
失敗やミス、トラブルは不快な体験であり、その体験を再度味わいたくないと考えて、私達は行動を回避するようになる。しかし失敗を避けて働く事は無理である。すべての失敗に自責の念を感じる必要もない。
レジリエンスでは、ネガティブな感情が生まれたら、まずは感じとる事を大切に考え、その感情を反芻させないために、自分にあった「気晴らし」の方法をとる。方法は「運動系」「音楽系」「呼吸系」「筆記系」の4つがある。

②役に立たない「思い込み」をてなずける
「思い込み」とは過去に体験により刷り込まれた信念・価値観である。ストレスやトラブルなどの体験から生まれる刺激がきっかけとなり、思い込みから感情や行動につながる。思い込みには「批判犬」「正義犬」「負け犬」「あきらめ犬」「心配犬」「謝り犬」「無関心犬」の7種類がある。
自分の思い込みのタイプを自覚し、3つの選択肢(追放・受容・訓練)から対処法を選ぶ事がネガティブ感情にコントロールされないために重要である。

③「やればできる!」という自信を科学的に身につける
充分な自信を持つ事「自己能力感」は欠かせない能力である。この自己効力感を高める事こそが、困難な目標に向かって這い上がる筋力である「レジリエンス・マッスル」を鍛える方法となる。自己効力感を養うには4つの方法がある。

・実際に行い成功体験を持つこと
・うまくいっている他人の行動を観察すること
・他者からの説得的な暗示を受けること
・高揚感を体験すること

④自分の「強み」を活かす
失敗に負けて新しい挑戦を回避してチャレンジできないでいる人と、失敗にめげることなく自分が目指しているゴールに粛々と歩み続ける事ができる人との違いの1つに、本人が自分の強みを把握してそれを活かしているかが挙げられる。強みは、逆境を乗り越えるためのレジリエンス・マッスルとなる。

⑤こころの支えとなる「サポーター」をつくる
つらい時に自分を励まし、心の支えとなる人の存在であるサポーターがいるのと、いないのとでは長期にわたり大きな違いをもたらす事が研究によってわかっている。レジリエンスを養うためにも、自分にとっての「大切な人」をリストアップする事が薦められる。

⑥「感謝」のポジティブ感情を高める
人に助けてもらった時、良い状況に恵まれた時に生まれる感謝の感情は、幸福度が高まるだけでなく、ストレスを低減し抑うつや不安の徴候が下がる事から、逆境を体験したつらい時期の立ち直りの方法として有効である。

⑦痛い体験から意味を学ぶ
逆境体験には自分を成長させ、次の困難を乗り越えるための価値ある意味や知恵が隠されている。そのためには、逆境物語を俯瞰して意味を探究する事が有効である。