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自分の人生は自分で定義する

「なりたい自分」を探るためには、自分についてよく考えてみる必要がある。「自分はどういう人間なのか」についての内省の糸口に、なりたい自分を見つける。自分の欲求の背後にあるものを分析していって、そこで見つかった要素に適合する仕事を探究していく。

そのために絶対に避けなければいけないのが「浮遊層」になってしまう事である。世の中には、なにがしかの権威に生き方の定義を作ってもらう事で安心している人たち、または他人の価値観に自分を当てはめて「勝手に自信をなくしている人たち」がいる。彼らは、自分自身の目標と信念がなく、いつもふわふわ漂っている。他人の言葉の中にあなたの人生は存在しない。

なし遂げるクセをつける

高学歴の人間が成功しやすいのは、彼らは受験戦争を勝ち抜いて過程で「なしとげるクセ」ついている事である。「勝ちグセ」がある人は勝つまでやり抜くが、「負けグセ」のついている人は途中で諦める。単純だが、これが人生を決定的に分ける要素である。自分の中でハードルを作ったら、必ずそれをクリアする。クリアするまで努力を日々繰り返す。

進む道の選択肢は広く考える

自分の進む道については、あえて選択肢を広く考えておくべきである。飛躍のための劇的なチャンスはどんな形でくるかわからない。但し、いったん選んだら全精力をそこに注ぎ込む必要がある。

多くの選択肢から1つ選ぶ時、その尺度となるのは常に「個」としての自分の目標であり、成長の可能性でなければならない。ここを見失って「何が流行っているか」「まわりはどう言っているか」で選んでしまうと「浮遊層」になってしまう。

世間の考える正解の逆をいく

世間が1つの方向に流れていっているのなら、反対の事をやるのが「正解」である。そもそも「市場的な価値」というものの源泉は希少性にある。皆と逆を行けば、競争率が下がる。その場所で圧倒的な努力をすれば、短期間ではっきりとした成果を出す事ができる。

自分から攻めの姿勢で働く

受け身の態度は、自分のまわりの出来事をすべて色あせさせる。言われるがまま、振られるがまま、ひたすら受け身で仕事をしていると、その仕事と自分自身との関係がどんどん不明瞭になってくる。その結果、仕事をよそよそしいものに感じるようになってしまう。

自分から手を挙げたり、提案をしたりして積極的に仕事をこなす人は「それが自分のスキルを伸ばしたい分野だから」という目的意識がはっきりしている。自分のためという軸を失わずに働く事ができる。