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2014/06/17更新

日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則―感情に振りまわされない人生を選択する

159分

2P

  • 古典的
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  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
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イライラから解放される方法

イライラの原因は100%自分にある。
自分の他人に対する考え方を改める事で、日常のイライラから解放される法則を物語を通じて教えてくれる内容になっています。


■あらすじ
清水リョウは、何度怒っても遅刻する部下の吉本や、妻のユキとの喧嘩で、毎日イライラと過ごしている。ある日、謎の経営コンサルタント岡山に出会い、そこでイライラから抜け出すための「箱の法則」を学んでいく。

■心の持ち方で他人が違って見える
人は表面の行動ではなく、心の奥深くにある感情を感じ取れる。だから、そもそもの考え方が間違っていた場合は、いくら外見上正しい行動をしても、相手に与える影響は違ったものになる。その奥深くの感情を「心の持ち方」という。

行動には、褒めたり、謝ったり、感謝したり、というように気持ちを表すものがいろいろある。例えば、謝るのであれば、相手がいる場所まで自分が出向いていく、という事もあるし、相手と会って、どのような言葉をかけるかという事もある。でも、そうした一連の動作というのは、心の持ち方で、全然違ったものになる。心の持ち方には大きく分けて2つある。

①人を人として見る「思いやりの心」
②人をモノとして見る「抵抗心」

超短要約

私達は、自己欺瞞の世界である「箱」に入ってしまいがちである。そして、イライラとした日々を過ごしている。そのイライラから解放される方法が「箱の法則」である。

自分がしようと思った事をせず、その結果相手を非難し、自分を正当化している状態を「箱に入っている」と定義する。

箱から出るには、合計4つのステップを踏む必要がある。

①自分の箱に気づく
②箱の外の世界を探す
③新たに状況を考え直す
④感じた事をする

著者 アービンジャー・インスティチュート

アメリカ・ソルトレイクシティに拠点を置く研究所 「アービンジャー」とは「さきがけ」の意味。哲学者テリー・ウォーナーを中心に学者たちが集まり、1990年代初頭に設立。 現在は、ビジネス、法律、経済、哲学、家庭、教育、心理学の専門家が人間関係の諸問題を根本的に解決し、収益性を高めようという独自のマネージメント研修やコンサルティング業務を、世界19カ国で行なっている。 研究の成果をまとめた『自分の小さな「箱」から脱出する方法』は世界的なベストセラーとなった。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに――あなたは「箱」に入っている? p.1 3分
第1のワーク 苦痛に満ちた箱の中の世界 p.15 14分
第2のワーク 箱に入る些細なきっかけ p.39 12分
第3のワーク ところで箱って何だ?! p.61 18分
第4のワーク 職場の人間関係を見なおす p.93 23分
第5のワーク 家族の、それぞれの箱と向き合う p.133 23分
第6のワーク 誰にも触れられたくない堅い箱 p.173 12分
第7のワーク 箱の外の世界で生きる p.195 10分
おわりに p.213 5分

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